heads-up
- xorg upgrade
- 《要注意》X.
Org 6. 9.0から7. 2.0への移行作業が開始されます。日本時間で4日夕方からPRE_ XORG_ 7タグを付けてports treeのフリーズを開始、 その後確認作業などを実施し、 1週間から2週間後にX. Org 7. 2.0をマージしたports treeが開襟される見通しです。この間混乱が予想されますので自信がないユーザは/usr/ ports/ UPDATINGにX. Orgのアップグレード方法が記載されるかアナウンスがあるまでアップグレードは控えた方がよいでしょう。
X.Org 6. 9.0と7. 2.0のportsは構造が大きく変更されます。また同移行とともに/usr/ X11R6/を廃止し/usr/ local/への移行が実施されます。このため多くのアプリケーションで変更が必要になるほか、 portupgrade -a以外にも事前作業、 事後作業が必要になります。すでにgitを使って7. 2.0へ移行しているユーザをのぞいて、 アップグレードに自信がないユーザはいったんすべて削除してからの再インストールがお薦めです。ともかくアップグレードに関してはX. Orgアップグレードのアナウンスがあるまで控えた方がよいでしょう。
src
sys/
i386/* sys/ amd64/* sys/ dev/* - MSI/
MSI-Xに関するコードの改善が実施されました。i386/ amd64のアーキテクチャの双方に対して実施されています。これまでMSI/ MSI-Xの関係で動作が不安定になった経験がある場合は、 最新版を試してみてください。 src/
include lib/ libc/ stdlib - Open Group specs Issue 6基準
(IEEE Std 1003. 1-2001の参照) に従うように実施された変更ですが、 5月2日にバックアウトされました。作業手順に関する不備などが指摘されるなど、 しばらく変更の実施に関して議論が実施される見通しです。
ports
net-im/
pidgin net-im/ libpurple net-im/ finch net-im/ gaim-devel net-im/ libgaim net-im/ gaim-consoleui-devel - Gaim開発版のport(net-im/
gaim-devel)がPidgin(net-im/ pidgin)へ変更されました。マルチプロトコルメッセンジャーGaimは商標などに関する問題から名称がPidginへと変更されています。変更後の同portは動作が若干不安定であるため、 gaim-develを常用しているユーザは移行のタイミングに気を付けてください。また設定ファイルが変更されるため、 基本的に~/.gaimを別名に変更していちから設定をやり直してください。 multimedia/
vlc multimedia/ vlc-devel - multimedia/
vlcが0. 8.6. bへ (従来のvlc-develのバージョン)、 multimedia/ vlc-develが0. 9.0系でアップグレードされたことで、 multimedia/ vlc-develの動作が若干不安定になっています。従来のmultimedia/ vlc-develを常用してきたユーザで動作が不安定になったと感じる場合は、 multimedia/ vlcへと変更してみてください。 net-p2p/
tribler - Ports CollectionにP2Pネットワークを経由してファイル共有などの機能を実現すソーシャルコミュニティアプリケーションTriblerのport(net-p2p/
tribler)が追加されました。 net-p2p/
torrent_ swapper - Ports CollectionにBittorrentプロトコルをベースとして動作するP2Pファイル共有クライアントTorrent Swapperのport(net-p2p/
torrent_ swapper)が追加されました。