X.Org 7.2.0をマージしたports treeへ移行した場合、Ports CollectionにBeryl(x11-wm/beryl)が追加されています。今のところBerylが動作が確認されているビデオチップはnVidia、Intel、ATIの最近のモデルです。
nVidiaを使う場合、WITH_NVIDIA_GL=yesを指定してX.Org 7.2.0およびBeryl一式をビルドし、nVidiaドライバをx11/nvidia-driver(古い型の場合はx11/nvidia-driver-9631、x11/nvidia-driver-7184)をインストールして/boot/loader.confにリスト1の設定を追加してからシステムを再起動し、/etc/X11/xorg.conf設定ファイルにリスト2の設定をマージします。
Intel/ATIを使っている場合はリスト3の設定を/etc/X11/xorg.confへマージします。動作しなかった場合はDeviceセクションのコメントされている設定をコメントアウトして再度試してみてください。それでも動作しない場合、Xorg -configureでxorg.confファイルを再度作成してからこれら設定をマージし、動作するか確認してください。
GnomeやKDEを起動してからberyl-manager(1)を起動すればBerylへ切り替わります。動作しない場合はグラフィックチップがそもそも対応していないか、/etc/X11/xorg.confの設定が不適切な可能性があります。