FreeBSD Daily Topics

2007年6月9日仮想音源デバイス、サウンドドライバ追加、新しいem(4)ドライバMFC、Samba3更新、Condor/DVDオーサリングツール追加

src

仮想音源デバイス

従来、sysctl値を設定することで実現していた仮想音源デバイス機能がデフォルトで有効になりました。またこれと同時に、音源デバイスを使う段階になって動的にdsp0.1、dsp0.2、dsp0.3といった音源デバイスファイルが生成されるようになりました。リリースとしては7.0-RELEASEからデフォルトの機能になる見通しです。7.0-RELEASE以降はサンドプロキシを使うこともなく、システムに特に設定することなく、音源デバイスを同時に利用できるようになります。

sys/dev/sound/pci

AudioTrak Prodigy HD2、AudioTrak Prodigy 7.1 XT、ESI Juli、Asahi Kasei flagship DACなどのサポートが新しく追加されました。

em(4)

現在7-CURRENTで実装されている新しいIntel PRO/1000 Gigabit Ethernetアダプタドライバが近々6-STABLEへのMFCが予定されています。早ければ6月9日/10日といった週末にでもマージされるでしょう。

src/contrib/file
lib/libmagic usr.bin/file

file(1)コマンドと判定データ/判定ライブラリがfile 4.21へ更新されました。

ports

net/samba3

Samba3のportがSamba 3.0.25aへ更新されました。3.0.25aはいくつかの重要なバグ修正を含んでいます。アップグレード作業を検討しましょう。

sysutils/condor

HTP(High Throughput Computing)を実現するためのソリューションCondorがPorts Collectionへ追加されました。

multimedia/dvdauthorwizard

DVDオーサリングアプリケーション「KDE DVD Authoring Wizard」のportがPorts Collectionへ追加されました。

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