heads-up
- システムコールの実装変更
7.
0-RELEASEへ向けてシステムコール実装の変更が実施されました。システムコールレイヤにおけるgcc-2. 0互換処理に起因する問題が修正されています。たとえばmmap(2)システムコールには"int pad"といった拡張引数がありましたが、 これを動作させるためにおこなわれていたハック処理が種々の問題の原因になっていましたので、 そういった点が改善されています。こうした現象は特にamd64において顕著でした。 この変更にともなって当面の間は、
カーネルオプションでCOMPAT_系を指定しているいないにかかわらず古いシステムコールが必ずコンパイルされるようになりました。libcが古いカーネルを検出した場合には必要であれば古いシステムコールが自動的に使われるようになります。今のところCOMPAT_系の指定があるないに関わらず処理されますが、 カーネル設定オプションにCOMPAT_ FREEBSD6を追加することは忘れないでください。オプション落ちを避けるため、 カーネル設定ファイルは 「include GENERIC」 指定を使って差分のみを記載するようにした方がよいでしょう。
ports
multimedia/
pwcbsd USB WebcamへアクセスするタイプのYUV420Pデータの操作を可能にしたり、
video4linux機能に対応したアプリケーションを動作可能にするFreeBSDカーネルモジュールを提供しているPort (multimedia/ pwcbsd) が1. 4.0へと更新されました。 - KDE 3.
5.7 / KOffice 1. 6.3 KDEがKDE 3.
5.7へ、 KOfficeがKOffice 1. 6.3更新されました。関連するportsが軒並更新されています。 - Gnome 2.
18. 3 Gnomeの安定版最終リリースであるGnome 2.
18. 3が公開されたことにあわせて、 Ports CollectionsのGnomeもGnome 2. 18. 3へ更新されました。