FreeBSD Daily Topics

2007年10月19日ARMでULE許可、PostgreSQL 8.3β1動作、locate(1)DB更新スクリプト改善、UIM更新、Cコンパイラnwcc追加他

src

sys/kern/sched_ule.c

current - ARMアーキテクチャにおいてULEスケジューラが正しく動作するようになったことから、同アーキテクチャでもULEスケジューラが使えるように変更されました。

usr.bin/locate/locate/updatedb.sh

current - locate(1)で使うデータベースを更新するためのスクリプト/usr/libexec/locate.updatedbが改善されました。これまでは特定のファイルシステムが列挙されてきましたが、動的にlocate(1)で利用できるローカルファイルシステムを判定して使うようになりました。

ports

textproc/uim
japanese/uim-anthy
japanese/uim-canna
japanese/uim-prime
textproc/uim-el
textproc/uim-gnome
textproc/uim-gtk
textproc/uim-kde
textproc/uim-m17nlib
textproc/uim-qt

UIM関連のportが揃って1.4.1へバージョンアップされました。

lang/nwcc

The BSD Licenseで提供されている小さなCコンパイラnwccが新しくPorts Collectionへ追加されました。同コンパイラは80x86で動作するFreeBSD/OpenBSD/Solaris/Linux、AMD64で動作するFreeBSD/Linux、SPARCで動作するSolaris、PowerPCで動作するAIX、MIPSで動作するIRIXなどで使えるとされています。

audio/cripple

コマンドラインベースのCDリッパーラッパCrippleが新しくPorts Collectionへ追加されました。

databases/postgresql83-server

PostgreSQL 8.3のport(databases/postgresql83-server)が使えるようになりました。現状ではPostgreSQL 8.3のβバージョン1が使われています。PostgreSQL 8.2またはそれよりも前のバージョンからの移行を考えている場合にはそろそろ調査を開始しても良いでしょう。

textproc/utf8proc

UTF-8エンコードUnicode文字列を処理するためのライブラリutf8procがorts Collectionへ追加されました。Unicodeノーマライズやストリッピングなどの機能を提供しているほか、ハイフン、マイナス、ハイフンマイナスなどの文字を同じ文字に変換するといったマッピング機能も用意されています。

devel/lndir

シンボリックリンクを使うことでシャドーコピーを実施するツールアプリケーションlndirがPorts Collectionへ追加されました。

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