heads-up
- ADAPTIVE_
GIANT current - ADAPTIVE_
GIANTがカーネルにおけるデフォルト機能になりました。このためADAPTIVE_ GIANTオプションがカーネル設定ファイルから削除されています。カーネル設定ファイルにADAPTIVE_ GIANTオプションを指定してある場合、 削除してからカーネルをビルドしてください。
src
- sbin/
newfs/ newfs. 8 newfs. c newfs. h current - newfs(8)に新しいオプション
「-r」 が追加されました。 「-r」 はデバイスの終端における予約済みスペースを指定するもので、 デバイスがファイルシステムを損なうことなくgmirrorアレーのメンバーになるといった場合に重宝する機能です。そのほか 「-s」 オプションに関するエラーハンドリングの改善なども実施されています。 - sys/
dev/ sound/ pci/ hda current - Analog Devices AD1984コーデックIDがHDAに追加されたほか、
Acer + ALC268 (nid 29)におけるPCビープコントローラの有効化、 マルチチャンネルフォーマットにおけるDAC/ ADC準備中におけるリグレッションバグが修正されています。 - etc/
defaults/ periodic. conf current - デイリー100.
clean-tmpsジョブが/tmp/のファイルをパージしている最中には、 /tmp/における.X11-unix、 .ICE-unix、 .font-unix、 .XIM-unixなどのX11ソケットディレクトリにおけるファイルが削除されないように処理が変更されました。この変更がないと、 タイムアウト期間 (デフォルトは3日間) をこえてXセッションにログインしている場合、 セッション中にもかかわらずX11ソケットを削除してしまいます。 - compat/
opensolaris/ include current - OpenSolaris互換ヘッダ
(alloca. h、 fcntl. h、 stdio. h、 stdlib. h、 strings. h、 unistd. h、 bitmap. h、 cpupart. h、 cpuvar. h、 cyclic. h、 elf. h、 mman. h、 modctl. h、 objfs. h、 param. h、 pcpu. h、 stat. h) が追加されました。これにともなってヘッダファイルを追加する以前に導入されていた互換確保のためのコードが随時削除され、 互換ヘッダファイルを使うように変更されています。 - lib/
libkse current - FreeBSD 8.
0-CURRENTにおいてlibkseによって要求されるシステムコールの削除に関するインパクトを軽減するため、 スタティックバージョンのlibkseはデフォルトではビルドおよびインストールしないように設定が変更されました。libkseがデフォルトスレッドライブラリとして指定されている場合か、 libthrがビルドされない場合に、 スタティックバージョンのlibkseがインストールされます。