src
- re(4) WOL support
current - currentメーリングリストにおいて、
RealTek PCI/ PCIe Ethernetアダプタドライバre(1)にWake-on-LANの機能を追加するためのパッチが公開されました (CFT: re(4) WOL support)。 re(4)を使うハードウェアは多種多様であるため、
パッチを提出したPyun YongHyeon氏はどのハードウェアで動作しどのハードウェアで動作しないかを教えてほしいとしています。re(4)を使ったWake-on-LANに興味があるデベロッパは動作試験を実施し結果を報告してはいかがでしょう。 - src/
usr. sbin/ iostat/ iostat. c current - これまでiostat(8)は繰り返し表示を実施した場合に20行出力したあとで一旦ヘッダを出力していました。今回これを場合に応じて20行ではなく、
ターミナルの行数から3行引いた分だけ出力されたあとにヘッダを出力するように変更が加えられました。ターミナルの行数が得られない場合や行数が3行未満である場合、 従来どおり20行ごとにヘッダが出力されます。 - src/
release/*/boot_ crunch. conf current - これまでの設定では、
フィックスモードで起動した場合、 「fsck /dev/ ad0s1a」 といった形でファイルシステムを指定せずにfsck(8)コマンドを実行すると 「fsck_ 4. 2bsdコマンドが見つかりません」 といったエラーメッセージが表示されていました。これを回避するために 「fsck -t ufs /dev/ ad0s1a」 と実行しても、 同じように 「fsck_ ufsコマンドが見つかりません」 といったエラーが表示されていました。 /sbin/におけるi-node番号を調べればわかりますが、
fsck_ 4. 2bsd(8)、 fsck_ ffs(8)、 fsck_ ufs(8)はハードリンクされた同一のファイルです。フィックスモードで起動した場合、 fsck_ 4. 2bsd(8)とfsck_ ufs(8)がリンクとして作成されないところに問題の原因があります。このため、 今回src/ release/*/boot_ crunch. confファイルでfsck_ ffs(8)からfsck_ 4. 2bsd(8)とfsck_ ufs(8)に対してハードリンクが作成されるようになりました。これでフィックスモードにおいても通常どおりfsck(8)コマンドが使えます。
ports
- sysutils/
flyback Apple Max OS X Leopardで実現されているスナップショット機能Time Machineを他のOSでも実現するためのプログラムflybackのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。flybackはユーザランドアプリケーションレベルでスナップショット機能を模倣します。
パフォーマンスを必要とする場合は、
FreeBSD UFS2で実現されているスナップショット機能を活用するか、 ZFSのスナップショット機能を使ったほうが良いでしょう。 - databases/
postgresql83-server PostgreSQL83 ServerのportがRC2へアップグレードされました。
- textproc/
rnv Relax NGコンパクトシンタックスバリデータのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。