heads-up
- BSD ar
current - BSD ar(1)フロントエンドが新しくソースツリーへ追加されました。これまで使われていたGNU ar(1)はgar(1)へ、
またranlib(1)はgranlib(1)へと名称が変更されました。今後はBSD arがデフォルトのar(1)として使われますが、 安全策として従来のGNU ar(gar)を使うためのオプションとしてWITH_ GNUARが追加されます。 ですが、
追加された後ですぐにバックアウトされ、 逆にWITH_ BSDARが定義されていた場合には、 GNU ar(1)がgarとしてインストールされるように変更されました。執筆現在ではBinutils arがデフォルトとして採用され、 BSD arはオプションを指定した場合に使われるようになっています。また状況が変わらないとも限らないので注意しておきましょう。src/ gnu/ を見ると、usr. bin/ binutils/ ar/ MakefileのCVSログ どの状況にあるのか判断できます。
src
- Linux LVM logical volumes (rename)
current - Linux LVM論理ボリュームをマップするGEOMクラスがソースツリーに追加されました
(sys/ geom/ linux_ lvm/ g_ linux_ lvm. c、 sys/ geom/ linux_ lvm/ g_ linux_ lvm. h、 src/ share/ man/ man4/ geom_ linux_ lvm. 4)。 同論理ディスクは
「/dev/ lvm/ vg0-home」 のように表示させるかわりに 「/dev/ lvm/ボリュームグループ-論理ボリューム」 として表示されます。 (これは名称変更コミットです。以前はgeom_ lvm(4)の名称でしたが、 desおよびphkの要望で今回追加されたlinux_ lvm(4)へと名称が変更されました)
ports
- x11/
nvidia-driver NVIDIAドライバのportが169.
07へアップグレードされました。バージョンが一気に変更になったのは、 バージョンスキーマが今一度変更されたからです。大幅な内容変更が実施されたわけではないようです。 - net/
vnstat コンソールベースのネットワークトラフィックモニタvnStatのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。インターフェースを指定して時間毎、
日ごと、 月ごとのトラフィックを記録できます。cron(8)に登録して実行することになります。 vnStatはパケットスニファではなくproc(5)ファイルシステムから情報を取得するツールです。このため結果を表示させる分にはroot権限がなくても動作するという特徴があります。
- www/
yahoo-ui YUIのportが2.
5.0へアップグレードされました。 - www/
opera
www/linux-opera OperaおよびLinux Operaのportが9.
26へアップグレードされました。