heads-up
- KDE 4
ports - Martin Wilke氏の手によってKDE4のFreeBSDへの移植が進められています。すでにテストツリーではKDE 4.
0.1の動作が確認されていますが、 まだプロダクションレベルには達していないとされています。同氏はKDE3とKDE4を同じシステムに動作して使えるように開発を進めています。 - jemalloc for Firefox
phkmallocにかわる新しいメモリアロケータとしてFreeBSDではjemalloc(3)が採用されていますが、
同アロケータはLinux向けFirefox 3の内部で使われるデフォルトのアロケータとなりました。 これはWindows、
Mac OS X、 Linuxのどのプラットフォームにおいてもjemallocが最も優れた動作をすることが確認されたからだとされています。jemallocは動作が高速であるにとどまらず、 フラグメンテーションの発生が少ないという特徴があります。現在のjemalloc(3)実装はまずマルチスレッドにおけるスケーラビリティを発揮することを目的として実装されてきましたが、 すでに性能の面でもフラグメントの面でも優れた性能が確認されています。 - FreeNAS
FreeBSDベースのNASプロダクトであるFreeNASの最新版0.
686. 1 (stable)が公開されました。Sambaが3. 0.28へアップグレードされているほかスケジューラをULEへ変更など多くの機能が追加されています。 - Android
Googleが主体となって進めているモバイルガジェット
(とくに最初は携帯電話やスマートフォン) 向けのOSであるAndroidは、 Linuxカーネルの上にOpenBSD/ NetBSDのlibcを組み合わせて採用しているようです。 - pfSense
FreeBSDをベースにして構築されたルータ/
ファイアウォールプロダクトであるpfSenseの最新版pfSense 1. 2が公開されました。同時にpfSenseの新しいWebサイトも公開されています。
ports
- emulators/
wine Windows互換レイヤWineのportが0.
9.56へアップグレードされました。同バージョンアップでメニューバーを含むOpenGL/ Direct3Dウィンドウの適切なハンドリング処理実現、 d3dx9_ xx dllsに対するスタブ、 グラフィック処理の最適化、 いくつかのインストーラ問題の修正、 MIMEメッセージサポートの改善、 その他、 多くのバグが修正されています。