heads-up
- BSD Magazine #1
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BSD Magazine issue #1の販売が開始されました。購入は印刷物サブスクリプション、
電子データサブスクリプション、 企業向けのコーポレートサブスクリプションおよび単体で印刷物の購入とPDFデータの購入が用意されています。年4回の販売が予定されており、 サブスクリプションは1年単位です。 BSD Magazine issue #1で取り上げられている内容は次のとおりです。
- FreeBSDインストールと設定
- FreeBSD's bsnmp
- Squil 0.
7.0 on FreeBSD 7. 0 - VistaとBSDのデュアルブート方法
- ウェイストスパムタイム
- DepthとFOSSによるディフェンス
- NSLU2におけるNetBSD
FreeBSD/
OpenBSD/ NetBSDなどを扱っているため、 普段使っていない*BSDの情報を得る媒体として利用できるとともに、 インストールから運用、 管理、 セキュリティ、 マルチメディアまで幅広くカバーできるメディアとされています。詳しい情報はBSD Magazineのサイトをご覧ください。今のところ注文は電子メールで受け付けています。 - FreeBSD Foundation
2008年4年23日(米国時間)、
2008年4月報国をおこないました。同ファウンデーションはFreeBSD 7に対してJava 1. 6バイナリの提供をおこなうためにKurt Miller氏をフルタイムで雇用したことを報告しています。Kurt Miller氏はJava 1. 5バイナリをFreeBSD 5. 5/ 6. 1に提供するにあたって開発を担当した開発者です。FreeBSD 6. 3にJava 1. 6バイナリを提供するにあたってはJung-uk Kim氏が作業を実施しているとされています。 2008年3月に東京理科大学森戸記念館で開催されたAsiaBSDCon2008には、
同ファウンデーションの支援でZhouyi Zhou氏、 Dongmei Liu氏、 Prakash Poudyal氏が渡日しています。来月カナダのオタワで開催されるBSDCanに対しては10名に対して旅費支援の作業を進めています。また2008年の予算目標は32,000米ドルに引き上げられているとしドネーションを募集しています。 - Google Summer of Code 2008
2008年4月22日
(米国時間)、 GoogleはFreeBSD Projectから21のプログラム提案を受け入れたことを発表しました。今回の取り組みには60を越えるcommitterから協力があり、 学生からは100を越えるプログラムの提案があったとされています。SoCに選ばれたプログラムは次のとおりです (敬称略。括弧内はメンター)。 - UFS2のDIRHASHに対するダイナミックメモリアロケーション Sean Nicholas Barkas (David Malone)
- TCP/
IP回帰試験セット開発 Victor Hugo Bilouro (George Neville-Neil) - FreeBSDにおけるWineサポートの改善 Eric Durbin
(Kristofer Paul Moore) - FreeBSD Ports Collectionにおける並列ビルドの実現 David Forsythe
(Mark Linimon) - FreeBSDにおけるMPLS実装 Ryan French
(Kip Macy) - Kernelから監査ファイアウォールイベントの実現 Diego Giagio
(Christian S. J. Peron) - 組み込みFreeBSDプロジェクト James Andrew Harrison
(Warner Losh) - FreeBSD監査システム試験 Vincenzo Iozzo
(Attilio Rao) - マルチバイトコレーションサポート Konrad Jankowski
(Diomidis Spinellis) - OpenBSDからBSDライセンステキスト処理ツールの移植 Gabor Kovesdan
(Max Khon) - SNTPクライアントの参照実装 Johannes Maximilian Kuehn
(Harlan Stenn) - FreeBSDにおけるレイヤ2フィルタリングの改善 Gleb Kurtsov
(Andrew Thompson) - FreeBSDにおけるDTraceツールキットの開発 LIQUN LI
(John Birrell) - NFSv4アクセス制御リスト Edward Tomasz Napierala
(Robert Watson) - pkg_
toolsへ.dbサポートの追加 Anders Nore (Florent Thoumie) - 802.
11ファッジングおよび試験 Aniket Patankar (Sam Leffler) - TCP異変検出機能 Rui Alexandre Cunha Paulo
(Andre Oppermann) - Portsライセンス監査インフラストラクチャ Alejandro Pulver
(Brooks Davis) - VMアルゴリズムの改善 Mayur Shardul
(Jeffrey Roberson) - FreeBSD Libarchiveの機能拡張 Anselm Strauss
(Timothy Kientzle) - FreeBSDをEfika SoC (PPC)へ移植 Przemek Witaszczyk
(Rafal Jaworowski)
カーネルパフォーマンス向上、
ネットワーク関連改善、 メモリ使用量の改善、 Ports Collection改善、 セキュリティ機能改善、 組み込み適用推進など今回も魅力的なプログラムがたくさんあります。特にPC-BSDからメンターがついたWineサポートの改善は期待できます。カーネルやユーザランドにおけるWineサポートが進むことで、 FreeBSDがこれまでよりも優れたWindowsアプリケーションプラットフォームとして機能する可能性があります。 - PC-BSD & DesktopBSD artwork
Vermaden氏がPC-BSDとDesktopBSDのアートワークを作成して公開しています
(PC-BSDアートワーク、 DesktopBSDアートワーク)。興味がある方はサイトを訪れてみてください。
links
- iXsystems gets partnership of NetCraft Communications
iXsystemsは2008年4月23日
(米国時間)、 PCインフラストラクチャ管理を提供を提供しているNetCraft Communicationsとパートナーシップを締結したことを発表しました。同パートナーシップによって、 PC-BSDにおいて同社のVersiera Remote System Management/ Monitoring Softwareが扱えるようになります。VersieraはPC-BSDのみならずFreeBSD、 Linux、 OpenBSD、 NetBSDなどにも対応しています。 - PC-BSD 1.
5.1 2008年4月23日
(米国時間)、 PC-BSDの最新版となるPC-BSD 1. 5.1がリリースされました。ISOイメージでダウンロードできるほかPC-BSD 1. 5からアップデートインストールが可能です。1. 5.1ではデフォルトportセットがアップデートされているほかシステムツールやユーティリティのバグが修正されています。最新のHAL改善へのPolicyKit設定対応も実施されました。またより完璧なローカライズを実現するためにいくつもの翻訳が追加されました。 - DragonFly BSD
2008年4月22日
(米国時間)、 DragonFly BSDの1. 12系最新版となるDragonFly BSD 1. 12. 2がリリースされました。1. 12系の最新マイナーリリースです。 - FreeBSD Users Group
Murray Stockely氏によってFreeBSD関連のユーザグループをまとめたサイトUIser Groupsが更新されました。同氏の作成したヒートマップも掲載されています。