heads-up
- PC-BSD 7.
0 Alpha 2008年5月2日
(米国時間)、 PC-BSD 7. 0 Alphaが公開されました。PC-BSDはこれまで独自のバージョン番号を採用してきましたが、 今バージョンからベースとして採用しているFreeBSDと同じバージョン番号を採用するようにスキームが変更されました。同変更によってベースとしているFreeBSDのバージョンが従来よりもわかりやすくなるほか、 常に最新のリリースに対応していることを印象づけることになるとされています。まだアルファクオリティで多くのPBIが動作しませんが、 使ってみたいユーザは試用ののち結果をフィードバックしてみてください。 - DaemonForums
*BSD関連の新しいフォーラムサイトDaemonForumsが公開されています。*BSD関連のフォーラムサイトとしてはほかにもBSDForums.
org 、BSDnexus forums、 BSD Supportなどがあります。情報収集や議論の場として活用してみてください。 - X.
Org 7. 4 順調に作業が進めば2008年5月中に次期X.
OrgとなるX. Org 7. 4がリリースされます。同バージョンは7. 3ほど大きな変更はありませんが、 複数のポインタの同時使用を可能にするマルチポインタX (MPX) が導入されるほか、 Ati/ Intel/ NVIDIAのドライバが各種機能追加や改善が実施されます。Ports CollectionにはX. Org 7. 4がリリースされてから検証を経て追加されることになるとみられます。各種新機能によってこれまでよりもハードウェアのパフォーマンスを引き出せるようになる可能性があります。ただしNVIDIAドライバに関しては従来どおりx11/ nvidia-driverを使った方がよさそうです。
tips
- locate(1)
ファイル名やディレクトリ名からパスを高速検索するlocate(1)コマンドは、
あらかじめ作成されるデータベースからパスを検索します。cron(8)やperiodic(8)の設定を変更してなければ、 locate(1)のデータベースは土曜日の午前4時15分に更新されますが、 この時間にシステムが動作していなければ更新されません。locate(1)コマンドを実行した結果が実際のパスと異なる場合や、 データベースのサイズが小さすぎて検索できないといったエラーが出力される場合は、 次のようにしてlocate(1)データベースを作成・ 更新してみてください。
locate(1)データベースをrootユーザで直接更新する方法はセキュリティ的に推奨されない作業のひとつとされています。rootユーザで直接locate(1)データベースを更新するとセキュリティ的に含まれてはいけないパスがデータベースに含まれてしまうことになります。rootユーザで直接/usr/
注:本記事ではもともと/usr/
links
- OpenBSD 4.
3 2008年5月1日
(カナダ時間)、 OpenBSDの最新リリース版となるOpenBSD 4. 3が公開されました。OpenSSH 4. 8やOpenNTPD 4. 3、 OpenBGPD 4. 3、 OpenOSPFD 4. 3などが同梱されているほかデバイスドライバの追加と改善、 sparc64におけるSMPサポートの追加などが実現されています。4. 3のテーマソングは"Home to Hypocrisy"です。4. 3はCDROMを注文できるほか、 FTPサイトからISOイメージをダウンロードできます。 - Installing MySQL 5.
1 on FreeBSD Ports Collectionを使わずにソースコードからmySQL 5.
1をビルドしてインストールするステップバイステップのチュートリアルがInstalling MySQL 5. 1 on FreeBSD において公開されています。わかりやすいくまとまっていますので、FreeBSDでMySQL 5. 1を使っている場合には一度チェックしておくといいかもしれません。