heads-up
- FreeBSD Quarterly Status Report
2008年5月17日
(米国時間)、 2008Q1 FreeBSD状況報告が公開されました。finstallの開発は進んでいるものの遅々としており、 アクティブな開発リソースを得るためにSourceForgeへ公開をはじめたことが発表されています。そのほかFreeBSD Bugbusting Teamによる取り組みや改善の提案、 Webサイト改善の提案、 FreeBSDにおけるスタックスマッシュプロテクション (ProPolice) の有効化、Ports Collectionにおけるビッグチェンジ (KDE 4、 automake、 gettext、 libtool、 m4、 perl)、 USBスタックなどが報告されています。 - Summer of Code
Murray Stokely氏は2008年5月13日
(米国時間)、 Summer of Code Students in Community Bonding PeriodにおいてGoogle Summer of Code 2008に参加することになったFreeBSD Projectの学生たちの分布をまとめて発表しました。
links
- A Tale of Four Kernels
Diomidis Spinellis氏がFreeBSD、
GNU/ Linux、 Solaris、 Windowsの4つのOSのカーネルを比較した論文A Tale of Four Kernelsが公開されています。ファイルの組織方法、 コードの構造、 コードスタイル、 Cプリプロセッサの利用、 データの組織方法などをベースにして比較が実施されています。異なるソースの比較を実施する方法として興味深いものがあります。 - finstall review
Murray Stokely氏はfinstall alpha4 reviewにおいてfinstallについて説明と簡単なレビューを公開しています。これまでsysinstall(8)にかわるグラフィカルなインストーラの開発プロジェクトはいくつかありましたが、
それらはsysinstall(8)を置き換えるという目的を達成することはありませんでした。最近開発が停滞しているもののfinstallはsysinstall(8)を置き換えるインストーラとしてもっとも有力なもののひとつです。特にMurray Stokely氏はGoogleの関係者ということもありSoCで開発されたfinstallをこれまでも推しており、 そういった意味でも取り上げたとみられます。finstallの開発者であるIvan Voras氏は自身のブログで簡単に触れています。 - MeetBSD
FreeBSDが誕生してから15年になります。2008年11月ごろをめどに、
この記念もかねて米国ベイエリアでmeetBSDの開催が予定されています。