heads-up
- bsdcpio(1)
current - Tim Kientzle氏は2008年5月26日
(米国時間)、 FreeBSD CURRENT MLにおいて、 新しいbsdcpio実装のコミットを完了させたことを報告しています。6ヵ月にわたる開発の結果であり、 広く利用できる段階にきたとされています。従来のGNU cpioの実体は/usr/ bin/ gcpioに、 新しいbsdcpioの実体は/usr/ bin/ bsdcpioです。/usr/ bin/ cpioはこのどちらかのバイナリへのシンボリックリンクになります。 bsdcpioは7系にもマージされる予定ですが、
デフォルトのリンクはgcpioへ張られます。CURRENTでは数週間後にbsdcpioがデフォルトに変更されます。8系では両方の実装が残されますが、 9系ではGNU cpioは削除されbsdcpioのみがシステムに残されることになります。その場合でもGNU cpioはPorts Collectionに用意されているので使いつづけることもできます。 - grep(1)
sort(1)
diff(1) OpenBSDで開発されたBSDライセンス版のgrep(1) sort(1) diff(1)コマンドをFreeBSDに移植し、
さらに機能の追加実装を行っているGabor Kovesdan氏がFreeBSD hackers MLに作業状況を報告しました。grep(1)では--label、 --null、 --devices、 --with-filename、 --versionを実装、 sort(1)では--buffer-size、 --versionの実装とロングコマンドラインオプションのサポート、 diff(1)では--versionの実装が追加されたと報告されています。同コマンドはPorts Collectionにtextproc/ bsddiff、 textproc/ bsdgrep、 textproc/ bsdsortとして用意されています。
ports
- Gnome
Gnome関連のコンポーネントが2.
22. 2系へアップグレードされました。また関連するライブラリやコンポーネントも更新されています。 - x11-servers/
xorg-server X.
OrgサーバのDTraceサポートが無効に変更されました。ユーザランドトレースがまだサポートされていないためです。 - japanese/
platex-japanese japanese/
latex-japaneseのportはjapanese/ platex-japaneseへと名称が変更されました。これはlatex-というプレフィックスよりもplatex-のほうが適切だと判断されたためとされています。これまで japanese/ latex-japaneseを使ってきた場合、 今後はjapanese/ platex-japaneseを使うようにしてください。