heads-up
- gettext impact
ports - gettextが0.
16. 1から0. 17へアップグレードされました。この変更は共有ライブラリのバージョンを変更させるため、 gettextに依存しているすべてのアプリケーションを再構築する必要があります。portupgrade(8)やportmaster(8)を使っているのであれば、 次のようにして関連アプリケーションを一気に再構築します。 gettextは多くのアプリケーションで基本的なライブラリとして活用されています。このため、
gettextのバージョンアップにともなう今回の変更は多くのアプリケーションに再構築の必要性を迫ります。portupgrade(8)やportmaster(8)を使ってアップグレードするよりも、 いったんすべて削除してからすべて構築し直した方が簡単なケースもあると見られます。状況に応じて対応を検討してみてください。 - Java 1.6 of FreeBSD
The FreeBSD Foundationは2008年6月7日、
FreeBSD 7. 0向けのJava 1. 6バイナリのサーティフィケーションが完了したことを発表しました。ファウンデーションはSun Microsystemsからのアプローバルを待っている状況にあります。FreeBSD 7. 0向けのJava 1. 6バイナリは2008年6月末までを目処に、 FreeBSD 6. 3向けのJava 1. 6バイナリは7月末までを目処にリリースされる見通しです。 - re(4) and RTL8168C/RTL8168CP/RTL8111C/RTL8111CP
Pyun YongHyeon氏からRTL8168C/
RTL8168CP/ RTL8111C/ RTL8111CPなどをサポートしたRealTek Ethernetアダプタドライバre(4)についてテスターを募集しています。これら新しいコントローラはデータシートが公開されていないため、 実際に試験してみるしかありません。興味があるユーザや開発者は同氏のパッチを取得して試験してみてください。
src
- sys/arm
current - Gumstix BasixおよびConnexのボードをベースに構築されているXScale PXA255のサポートがベースシステムに追加されました。同じくnetCF、
今回追加されたサポートはまだ荒削りなものですが、netDUO、 netMMCアドオンボードを使っているSMSC LAN91C111もサポートされています。Gumstixボードにおいてどうやって起動するかは別途オンラインで情報が公表される予定になっています。 取っ掛かりとしては十分価値のあるものといえそうです。 - ln(1)
current - ln(1)に
“-w” ワーニングオプションが追加されました。 “-w” が指定された場合、 ln(1)コマンドはシンボリックリンクのソースについても実際に存在するかどうかなどをチェックするようになります。従来からの動作ではこうしたチェックは行っていません。
links
- *BSD Presentations
BSD conferences - presentations, videos and photosにおいてMeetBSD 2007、
FOSDEM 2008、 BSDCan 2008などのカンファレンスで発表されたプレゼンテーション資料(動画やPDFなど)へのリンクがまとめられています。興味深いデータですので開発者は関係するデータを目を通しておくと良いでしょう。