heads-up
- Lack of Flash9 Unacceptable
John Kozubik氏がhackers mlにLack of Flash support is no longer acceptable. Bounty established...というタイトルのもと、
FreeBSDでFlashサポートが欠落しているのはもはや許容しがたいというメールを送っています。FreeBSDでFlash9を動かす方法は、 大まかに分類して次の方法があります。 - Linux Flash9をLinuxバイナリ互換機能で使う - 不安定
- Linux Flash9をnspluginwrapperで使う - 不安定
- Windows Flash9をWineで使う - 一部表示がちらつくが実用的
- Flash9をQEMUで使う - 安定して動作するが起動が面倒
同氏はやはりLinux Flash9がFirefox、
Opera、 Konquerorで動作するようになることがリーズナブルだろうとしています。そして同氏はFreeBSD Foundationに対して時間と資金をFlashに費やすことが重要だと呼びかけており、 この目的でドネーションを実施するとしています。またFlash9が永遠に使えるということはなく、 Adobeの新製品リリースに対して随時対応する必要があります。このためFlashサポートをその時々に応じて実施していくことが大切だとしています。 同氏のメッセージに対しては逆にそういった発想はナンセンスであり、
swfdecやGnashといったFLOSSで開発されているプレーヤを改善していく方がいいとするメッセージも寄せられています。 Adobe Systemsは2008年5月1日
(米国時間) にOpen Screen Projectを発足させ組み込みデバイスにおけるFlashの普及促進を目指していますが、 同取り組みで撤廃される障壁は一部APIの公開などFreeBSD Flash実現にはそれどをインパクトがないようにみえます。FreeBSDに対するFlash Player要求はMacromedia Flash Player for FreeBSDで著名活動もおこなわれています。同意できる場合には活動に参加してみるといいかもしれません。 FreeBSDでFlash9の登場を望む場合、
開発力の余力があるのであれば (1) Linuxバイナリ互換機能の開発に参加する (2) nspluginwrapper の開発に参加する、 というのが現実的な路線かもしれません。開発はできないがユーザとして使いたいという場合、 (1) Adobe Systemsへ要望を寄せる (2) FreeBSD FoundationへドネーションとともにFlashサポートの意見をあげる、 というのが手順といえそうです。
ports
- lang/
ruby18 Ruby18のportが問題修正目的で更新されました。Stringを使った場合にメモリ不正利用が可能になる脆弱性が修正されたほか、
Arrayにおける整数オーバーフローの修正、 Stringにおけるオーバーフローの修正が実施されています。 - graphics/
processing 画像やアニメーション、
インタラクションなどをプログラムしたいユーザ向けのプログラミング言語および実行環境Processingのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。Processingは学習やプロトタイプ作成、 プロダクト作成の目的で学生やアーティスト、 デザイナ、 研究者、 ホビーストに使われています。 - devel/
ois キーボード、
マイク、 ジョイスティック、 フォースフィードバックなどの入力デバイスを使うためのクロスプラットフォームソリューションOIS (Object Oriented Input System) のportが新しくPorts Collectionに追加されました。ただし現状、 このportではジョイスティックをサポートしていません。 - java/
jtiger Java 2プラットフォーム向けユニット試験フレームワークJTigerのportがPorts Collectionへ追加されました。
- editors/
emacs-devel 開発版Emacsのportが2008.
06. 06. 08. 01. 29スナップショットへアップデートされました。 - deskutils/
google-gadgets Google Dekstop Gadgetsのportが0.
9.3へアップグレードされました。