ports
- www/
apache22 Apache HTTP Serverのバージョンが2.
2.9へアップグレードされました。最新安定版リリースで最も採用が推奨されるバージョンです。いくつか脆弱性も修正されていることから、 迅速に同バージョンへのアップグレードを実施しましょう。RESTful JSON APIを使ってアクセスできるという特徴があります。 - databases/
couchdb ドキュメントデータベースサーバCouchDBのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。RESTful JSON API経由で扱えるという特徴があります。クエリ言語としてJavaScriptが採用できるという特徴もあります。Webアプリから活用するには興味深いデータベースと言えそうです。
- security/
gnutls TLS 1.
0/ SSL 3. 0/ X. 509/ OpenPGP実装系GnuTLSが2. 4.0へアップデートされました。今回のバージョンアップではABIの変更はありませんので、 共有ライブラリバージョンは同じ番号のままになっています。よって今回のアップデートに伴う他のアプリケーションの再構築要求はありません。 - audio/
audiere ハイレベルオーディオAPIであるAudiereのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。Audiereを使うことでOgg Vorbis、
MP3、 FLAC、 非圧縮WAV、 AIFF、 MOD、 S3M、 XM、 ITなどのデータの演奏が可能になります。出力DirectSound、 WinMM、 OSS、 SGI AL、 IRIXがサポートされています。FreeBSDのみならずWindows、 Linux、 Cygwin、 IRIXなど複数のプラットフォームで動作するという特徴があります。
books
- pfSense Handbook
pfSenseコアチームメンバの1人であるChris Buechler氏はここ数ヵ月の間、
pfSenseハンドブックの執筆してきました。向こう2ヵ月ほどで執筆作業は完了し、 Barnes & NobleからAmazon経由で販売されることになります。8月の後半から9月の前半に販売が開始される見通しです。 執筆されている書籍は300~400ページほどで、
目次案はすでにメーリングリストで公開 (http:// marc. info/?l=pfsense-support&m=121342005020435&w=2) されています。この書籍ですが、 同氏はまだタイトルを決めかねているようです。pfSense Book Naming Contestにおいてタイトル案を募っています。良いタイトル案がある場合には提案してみると良いかもしれません。pfSenseは簡単に扱えるファイアウォールソリューションとして魅力的です。
links
- Adding gmirror to an existing installation
FreeBSD 7.
0-stableおよびgmirrorを使ってRAID-1クラスタを構築する方法がAdding gmirror to an existing installationにまとめられています。作成したクラスタはFreshPortsの開発やFreeBSD Diary向け記事の執筆、 日々の作業に活用されるようです。また、 ディスクスペースが大量にあることからいくつかのJailプラットフォームを構築し、 Baculaリグレッションテストなどに活用されます。 - FreeBSD Jails and Utility computing
ezjail
(sysutils/ ezjail) を使って管理者がログインするサーバを構築する例がteenage mutant ninja hero codersにまとまっています。ezjail-adminを使って一気にJail環境を構築する方法が簡潔にまとめられています。ezjailをどうやって利用するのか把握するうえで、 わかりやすい資料と言えそうです。 - NetBSD PLAYSTATION3 Eye camera
Jared McNeill氏がPLAYSTATION3 Eye cameraを使うためのNetBSDデバイスドライバpseye(4)の開発を行っています。デバイスドライバはすでに開発されており、
ユーティリティとともに使えるようになっているようです。ドライバのダウンロードやビルド方法、 使用方法はInvisible :: netbsd-projects/ playstation-eye にまとまっています。- NetBSD two-clause BSD license
NetBSD Foundationは2008年6月20日
(協定世界時)、 推奨するライセンスを2条項のBSDライセンスへ変更したことを発表しました。これまでの3条項ライセンスの1番目と2番目条項が残っています。企業からの要望に答える形で変更されたもので、 これまでよりもNetBSDのプロダクトへの採用が簡単になりました。すでにcurrentでは多くのソースが2条項のBSDライセンスへ変更されています。