heads-up
- FreeBSD events and conferences calendar
FreeBSDに関連したイベントは年々増えています。こうしたイベントを追いかけるために新しくカレンダデータFreeBSD events and conferences calendarが公開されました。Google Calendarのデータとして公開されており、
同ページから簡単に追加できるようになっています。 執筆現在では2008年11月に予定されているmeetBSD 2008まで記載されていることを確認できます。追加してほしいイベントがある場合などはFreeBSD - the unknown Giant - Contactから報告してほしいとされています。
ports
- graphics/
geeqie Gtk+ベースのイメージビューアGeeqieのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。EXIF/
IPTC/ XMPメタデータの閲覧と編集のサポート、 ほかのソフトウェアとの連携性の確保、 高速プレビュー機能、 画像比較機能、 整列機能、 フォトコレクション管理機能といった特徴があります。 GeeqieはGQviewからフォークしたプロジェクトです。GQview開発者やメンテナへのアクセスがとれないことからGeeqieプロジェクトを立ち上げたとしています。Geeqieプロジェクトの目的は既存のパッチをマージしたりGQviewの次期開発プロジェクトとしての位置づけを獲得していくことにあります。
今のところ公開されているバージョンはアルファですが、
動作は安定しておりUIもGQviewとよく似ています。新しい機能が導入されていることから、 GQviewを使っている場合にはGeeqieに移行したほうが良さそうです。画像ビューアアプリケーションはいくつも存在しますが、 動作の軽快さやシンプルさからGQviewを使い続けてきたユーザも多く、 そういったユーザにとってGeeqieの登場は朗報といえます。GQviewを使っていた場合にはGeeqieを試してみてください。 - sysutils/
kiconvtool 指定した文字セットテーブルをカーネルに読み込ませるツールkiconvtoolのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。FreeBSDでは vfs.
usermount sysctl値を1に設定することで一般ユーザに対してファイルシステムのマウントを許可できます。しかしながら、 マウント時にファイル名変換を指定すると 「mount_ XXX: XXX_ iconv: Operation not permitted denied」 と表示されマウントできません。これは文字セット変換テーブルを読み込むにはrootの権限が必要になるため引き起こされる現象です。 文字セット変換テーブルは大きいため、
多くのテーブルをカーネルメモリに読み込ませることでDoS攻撃として活用される可能性があります。このため一般ユーザには文字セット変換テーブルの読み込みが許可されていません。kiconvtoolを使うことで特定の文字セットテーブルを読み込ませることができます。DmitryMarakasov / kiconvtoolに詳細が記載されていますので、 使う場合には参考にしてみてください。
documents
- Installing FreeBSD 7.
0 via serial console and PXE FreeBSD 7.
0をシリアルコンソール経由またはPXE経由でインストールする方法がInstalling FreeBSD 7. 0 via serial console and PXE において公開されています。執筆者はFreeBSDデベロッパのひとりであるJeremy Chadwick氏です。同ドキュメントでは設定方法からコマンド、起動方法などが丁寧にまとめられています。ネットワーク経由でFreeBSD 7. 0を起動する必要がある場合などぜひ参考にしたいドキュメントです。データセンタでも活用できる内容がまとめられています。