heads-up
- Firefox 3
ports - Firefox 3のportが3.
0.1_ 1,1へアップグレードされましたが、 同バージョンではブラウザプラグインがインストールされている/usr/ local/ lib/ browser_ plugins/をチェックしなくなりました。これはFirefox 2でビルドされたプラグインのいくつかがFirefox 3をクラッシュさせることが明らかになったためです。要するに、 Firefox 2で動作しているプラグインはFirefox 3. 0.1_ 1,1ではそのままでは使えません。 Firefox 3でプラグインを使いたい場合は、
/usr/ local/ lib/ browser_ plugins/にデプロイされているプラグインファイルを/usr/ local/ lib/ firefox3/ plugins/ディレクトリまたは~/.mozilla/ plugins/ディレクトリにコピーしてください。 これまでとくに問題なく動いていたのであれば前述したように全プラグイン関連ファイルをコピーして使っても問題なさそうです。
- FreeBSD Foundation Newsletter
FreeBSD Foundation Newsletter, July 18, 2008が公開されました。2008年に入ってからのFreeBSD Foundationの関連している活動内容がまとまっています。興味があるユーザは同ニュースレターをチェックしてみてください。
src
- 4BSD scheduler gets cpusets
current - 4BSDスケジューラに対してcpusetをサポートする実装が追加されました。4BSDスケジューラを採用している場合でもcpusetの動作に対応したスケジューリングが実施されるようになります。この変更は2週間後にSTABLEへMFCされます。
ports
- x11-fm/
nautilus
misc/shared-mime-info NautilusおよびMIMEデータベースが更新されました。正しく更新するためには、
portupgrade(1)を使った次の手順にしたがってアップデートを実施する必要があるとされています (ただしこの方法ではNautilusに対する依存情報は消えてしまいます)。 アップデート実施後には、
次のようにして各ユーザごとにMIMEデータベースを更新する必要があるとされています。~/.local/ share/ mime/ディレクトリが存在しない場合には実行する必要はありません。 - multimedia/
smile スライドショーを作成するアプリケーションSmileのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。
- audio/
xoscope デジタルオシロスコープアプリケーションxoscopeのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。xoscopeは入力デバイスにサウンドカードまたはEsounD、
ProbeScope/ osziFOXなどの使います。将来的にはBitscopeハードウェアもサポートされるとされています。コーディングの関係でi386でのみの動作となります。 8つのシグナルを表示する機能を持ち、
さまざまな時間スケールでの表示やデータの保存および読み込みが可能です。 - devel/
avr-gcc-devel Atmel AVRマイクロコントローラ向けのGCC 4.
3.1プレビューバージョンのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。同portにはATmega32C1、 ATmega32M1、 ATmega32U4、 ATtiny167をサポートするためにWinAVRプロジェクトからパッチを持ってきて適用しています。次世代AVRs ATxmega64A1およびATxmega128A1もサポートしています。既存のdevel/ avr-gcc*と衝突することがないように、 実行ファイルには “-43” のサフィックスが付くようになっています。
links
- pkgsrc-2008Q2
NetBSD pkgsrc-2008Q2がリリースされました。pkgsrc-2008Q2ではGnome 2.
20. 2、 KDE 3. 5.9、 Firefox 3. 0.1などが収録されている他、 OpenOffice. org 2. 4.1、 Opera 9. 27、 MySQL 5. 0.51、 Postgresql 8. 3.3、 Samba 3. 0.30などのアプリケーションが含められています。それ以外の取り組みとしてはCompizの再作業、 Wine動作のサポートなどがあります。
security-advisory
- FreeBSD-SA-08:06.
bind 2008年7月13日にセキュリティアドバイザリが公開されたBINDのDNSキャッシュポイズニング攻撃に関する問題ですが、
早急に対処が必要な状況になっています。同脆弱性を攻撃するためのツールがMetasploitに用意されたためです。Ports CollectionからインストールするMetasploit (security/ metasploit) にはまだその機能は追加されていませんが、 自動的に攻撃できるようになったことで危険性が一気に向上したと言えます。 BINDを運用している場合にはFreeBSD-SA-08:06.
bind の内容に従って迅速にセキュリティ対策を実施してください。