heads-up
- 7.
1 with ABI breakage stable/current - Ken Smith氏は2008年7月30日、
STABLE/ CURRENT両MLにおいて “Upcoming ABI Breakage in RELENG_ 7” のタイトルのもと、 2008年8月1日ごろにKostantin Belousov氏によってMFCされる内容がABI互換性を失う内容になることを呼びかけ、 注意を促しています。 FreeBSDでは安定版ブランチ
(現状であれば6系と7系) に対してABIの変更を伴うようなコミットを許可していません。しなしながら、 ABIを維持したまま問題の修正を実施することが困難であると判断される場合、 その問題の影響力を加味しながらABI変更を伴うコミットも許可されることがあります。今回コミットが予定されている変更は、 とくにカーネルモジュールの部分でベースラインシステムに含まれていないものが対象となります。ファイルシステム関連のロック問題修正に伴う対処となります。コミット後に詳細が報告されると見られます。
ports
- deskutils/
launchy アプリケーションやファイル、
ブックマークに少ないキーストロークでアクセスするためのアプリケーションLaunchyのportが新しくPorts Collectionに追加されました。アプリケーションローンチャーやファイルマネージャへのショートカットアクセスアプリケーションとして活用できます。
links
- Unix/
Linux/ FreeBSD command cheat FreeBSDやLinux、
Solaris、 その他、 UNIX系OSのコマンドや操作方法比較をまとめた文章がScribd. comにおいて公開されています。複数のOSを管理する必要がある場合にはかなり有益やドキュメントですのでチェックしておくと良いでしょう。特定のOSの操作方法を調べる目的でも活用できます。管理者や開発者、 ユーザは一度は目を通しておきたいドキュメントです。 ただし、
同コマンドチャートシートはFlash9で動作します。Flash7では見れませんので、 FreeBSDからチェックする場合はWineを使ってWindows Firefox 2+Windows Flash9を実行させるなどしてアクセスする必要があります。 - Swap Encryption
GEOM geli(8)を使ってスワップ領域を暗号化する方法がFreeBSD : Inexpensive and simple swap encryptionにまとめられています。スワップ領域を暗号化しておきたい場合には手軽に実行できる方法ですので検討してみるとよさそうです。
- FreeBSD ZFS
FreeBSDにおいてZFSを導入する方法がHowto install FreeBSD under ZFS (including root) (Part 1)およびHowto install FreeBSD under ZFS (including root) (Part 2)にまとまっています。ZFSはまだ実験的提供という段階ですが、
ZFSを導入したみたい場合には検討してみてください。 - FreeBSD/
mips FreeBSD/
mipsのコートがソースツリーにコミットされたわけですが、 いくつかの理由からいくらかのコードについてはマージが実施されませんでした。未コミット分についてはWarner Losh氏およびOleksandr Tymoshenko氏がブラッシュアップを実施しており、 最近ある程度まとめて公開されました。 パッチは、
Oleksandr Tymoshenko氏のサイトにまとめて公開されているため、 FreeBSD/ mipsに興味があるデベロッパは試験の上、 結果を同氏らにフィードバックしてください。