heads-up
- Vimage comming to current
current - Vimage Projectの成果物マージが始まりました。向こう数週間かけて一連のマージ作業が実施される見通しです。Vimageがマージされたあとは複数のデフォルトルータを指定するといったネットワークの仮想化機能が利用できるようになる見通しです。
VimageはFreeBSD 8-CURRENTから正式に取り込まれる機能で、
7-STABLEや6-STABLEへマージされることはありません。VimageはFreeBSD 8の最も特徴的な機能の1つになる見通しです。 今回実施された最初のVimageマージは、
現在英国のケンブリッジ大学で開催されているFreeBSDデベロッパーサミットで多くの作業が行われた結果とされています。他にも同デベロッパーサミットに関連してコミットが実施されているようです。 - Xen now on current
current - Xenサポートコードのマージが随時継続されています。いずれアナウンスされるとみられますが、
これでFreeBSDをXenのクライアント (domU) として簡単に動作させることができるようになります。
ports
- net-im/
wooztalk 閲覧しているWebサイトをキーにしてチャットするアプリケーションWoozTalkのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。WoozTalkでは現在閲覧しているウェブサイトを同じく閲覧しているユーザとチャット機能を提供します。なおサービスを活用するにはサービスへの登録が必要です。登録は無料で実施できます。WoozTalkはFreeBSD 7向けアプリケーションが提供されているほか、
Windows版やLinux版も提供されています。 - cad/
basicdsp BasicDSPのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。BasicDSPはオーディオシグナルに対するデジタルシグナル処理アルゴリズムを簡単に体験するための教育ツールです。入力はサウンドカードから得られる他、
ローカルに正弦波を生成して使ったりホワイトノイズやインパルスシグナルを生成して使うことが可能です。出力はサウンドカードに送ることができるほかバーチャルオシロスコープやスペクトラムアナライザに向けて出力することもできます。 - www/
mod_ auth_ openid OpenIDを使って認証を実施するためのApache2モジュールmod_
auth_ openidのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。OpenID 2. 0仕様で規程されているOpenIDコンシューマとしての振る舞いを実現します。 - net-mgmt/
nagios-check_ ports Ports Collectionの更新やインストールされたパッケージにセキュリティ脆弱性情報が報告されていないかどうかをモニタリングするNagiosプラグインのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。Nagiosでシステムモニタリングを実施している場合、
ベンチに活用できるプラグインと言えそうです。 - dns/
zkt DNSSECゾーンに対する鍵やシグネチャを管理するためのツールZKT Key Toolのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。DNSSECゾーン鍵の作成やリストを実施するためのdnssec-zktコマンドと、
ゾーンのサインやゾーンサイン鍵のライフタイム管理を実施するdnssec-signerコマンドで構成されています。 - lang/
mosh 高速R6RS Schemeインタプリタ実装Moshのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。