heads-up
- suser(8) removed. Get priv(9) instread
current8-CURRENTからsuser(9)インターフェースが削除されました。suser(9)は、
すでに長い間、 priv_ check(9)インターフェースへのラッパ関数として動作していました。削除は以前から予定されていましたが、 2008年9月17日 (協定世界時) のコミットで8-CURRENTから削除という運びになりました。 この影響でsuser(9)を使っているライブラリやアプリケーション、
モジュールなどでは変更が必要になりました。たとえばNVIDIAドライバ (nvidia-driver-173. 14. 12の場合) はsuser(9)を使っているため、 2008年9月17日 (協定世界時) よりも後のバージョンではビルドできません。nvidia-driver-173. 14. 12であれば、 src/ nvidia_ os. cがそれに該当します。src/ nvidia_ os. cの該当部分を次のように編集します (ちなみにcurrent mlにはPRIV_ ROOTではなくPRIV_ DRIVERを使ったパッチが流れました)。 アップデートの方法はいつくかありますが、
例えば次のようにしてパッチ展開後に手動でファイルを編集してビルドをおこない、 上書きインストールを実行します。 この例以外にも、
suser(9)を使っているモジュールやアプリケーションは、 2008年9月17日 (協定世界時) 以降の8-CURRENTでは動作しなくなるとみられます。モジュールやアプリケーションが動作しなくなった場合には、 同インターフェースの削除による影響を調べてみてください。
ports
Ports CollectionはFreeBSD 7.
- Entrance
Enlightenment project E17コアライブラリを使って開発されているログインマネージャEntranceのportがEntrance portにおいて公開されました。Entranceはe17ルック&フィールを実現したクールなログインマネージャですが、
まだ開発段階にあり安定性や安全性はそれほど優れていません。しかしカッコいいログインマネージャであることに間違いはなく、 興味がある場合には試してみてください。 - graphics/
tiff TIFF
(Tag Image File Format) に関するライブラリやツールを提供しているgraphics/ tiffがセキュリティフィックスを目的としてアップデートされました。CVE-2006-2193、 CVE-2006-2327、 CVE-2006-2656、 CVE-2006-3459、 CVE-2006-3460、 CVE-2006-3461、 CVE-2006-3462、 CVE-2006-3463、 CVE-2006-3464、 CVE-2006-3465、 CVE-2008-2327の脆弱性が修正されています。
links
- Bordeaux 1.
6 for FreeBSD and PC-BSD Bordeaux 1.
6 beta 1 for FreeBSD and PC-BSD においてBordeauxのFreeBSDへの移植作業に進展があったことが報告されています。BordeauxはおもにWine技術を活用して開発されたWindowsアプリケーションを動作させるためのアプリケーションです。Bordeaux 1.
6 beta 1 for BSDではGUIインストーラが動作するようになったほか、 PC-BSD 7のPBIが用意されるようになりました。それ以外ではIE6におけるActive XやFlash、 Javaといったプラグインのサポートが実現されています。