heads-up
- cvs to svn
ml - FreeBSDはsrcツリーの管理をCVSからSubversionへと移行させました。しかしながらSubversionへと実施された変更は随時CVS形式に変換され出力され、
CVSコミットログを伝えるメーリングリストは従来どおりサポートされていました。このためリポジトリが変更されたことに気がついていないユーザもいたでしょう。 しかしすでに開発レベルではSubversion形式のコミットメッセージが生成されており、
CVSとSubversionの2つのスタイルが混在するといった若干混乱のある状況になっていました。こうした問題を解消するため従来の方針から、 完全にSubversionに移行する方針に変更となりました。これまでCVSのメーリングリストに登録していた場合、 自動的にSubversionのものへ移行となります。新しいメーリングリストは次のとおりです。 - svn-src-all
- svn-src-head
- svn-src-projects
- svn-src-release
- svn-src-releng
- svn-src-stable
- svn-src-stable-6
- svn-src-stable-7
- svn-src-stable-other
- svn-src-user
- svn-src-vendor
svn-src-allにおいてsvn-src-projectsとsvn-src-userを除いた他、
すべてのコミットログが流れます。開発状況を追いたい場合にはsvn-src-allを登録すればいいでしょう。以後、 cvs-allには一切コミットログが流れなくなります。その点に注意しておいてください。 SubversionのコミットログはCVSのコミットログとはスタイルが異なっています。またCVSコミットログのときと違い変更内容もdiff -u形式で掲載されます。流通量は従来よりも増えますが、
変更内容がかなりわかりやすくなりました。ソースコードレビューの比率を向上させることにつながりそうです。 - Flash9 monitering
tools - 8-CURRENTではFlash9が動作するようになりました。7-STABLEでもまもなく動作するようになると見られます。Flash9は動作するようにはなりましたが、
特定の機能を使ったFlashコンテンツを閲覧すると動作不全に陥ることがあります。Flashが活用されているサイトをポンポン開いていくとどこかでFlash9が動作不全になり、 それに引きずられる形でFirefox3も動作不全に陥ります。 「pkill npviewer. bin」 と実行してnpviewer. binを終了させることでFirefox3の動作不全は解消されますが、 毎回手動で入力するのは面倒です。たとえば次のようなスクリプトnpviewermonitor(1)を作成し、 npviewer. binが動作不全を引き起こした場合には自動的に 「pkill npviewer. bin」 が実行されるようにしておくと便利です。 npviewermonitor(1)では、
-pで親プロセスのプロセスIDを指定します。-sでモニタリング間隔を指定することもできます。-pでプロセスを指定するのは終了のタイミングを知るためです。npviewermonitor(1)はバックグラウンドで動作させるためログアウトしても動作し続けます。ログイン時やXの起動時に次のようにnpviewermonitor(1)をデーモンとして起動すれば、 ログアウトやXの終了後にはnpviewermonitor(1)も終了するようになります。