heads-up
- OpenBSD 4.
4 release - 2008年11月1日
(カナダ時間)、 OpenBSDの最新版となるOpenBSD 4. 4が公開されました。新機能の追加、 デバイスドライバの更新、 サードパーティアプリケーションのアップグレード、 対応アーキテクチャの追加などが実施されています。4. 4のテーマソングは 「Trial of the BSD Knights」 です。
src
- Reimplement the /dev/
console device node current - Ed Schouten氏が取り組んでいるMPSAFE TTYレイヤの開発において同氏が入れ替えをしていなかった部分の1つにtty_
cons. cがあります。tty_ cons. cはcnputs()などの低レベルコンソール入出力ルーチンと、 /dev/ consoleの作成と任意のTTYに対してcdevswコールのラップアップを行うという異なる2つの機能を実現しています。今回氏によって2つめの機能をTTYレイヤで実現するように入れ替え作業が実施されました。
ports
- devel/
opencvs CVS
(Concurrent Versions System) のフリー実装であるOpenCVSのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。クライアントとサーバの双方の機能が提供されています。 - sysutils/
djmount UPnP AVデバイス互換のメディアコンテンツをファイルシステムとしてマウントするユーティリティDjmountのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。Djmountはネットワークに接続されているすべてのUPnP AVメディアサーバを自動的に発見しディレクトリ土r-に追加します。ファイルシステムとしてアクセスできるためPCで動作している任意のアプリケーションを使ってメディアコンテンツの演奏が可能となります。
- print/
ghostscript8 Ghostscriptのportが8.
63へアップグレードされました。1つ前のバージョンである8. 62と比べると240弱のバグが習性されている他、 大きなサイズのファイルや不適切なPDF、 フォントハンドリングなどの処理性能が改善されたほか堅固性が向上しています。 8.
63における注目のポイントは、 新しくマルチスレッドレンダリングが実装された点にあります。コマンドラインから-dNumRenderingThreads=nのオプションを指定することで処理させることが可能です。入力がパースされた後で、 「n」 で指定されたスレッドで並列処理が実施されます。マルチコアシステムで処理時間を削減したい場合に有効な機能です。 - java/
jdk16
java/diablo-jdk15
java/diablo-jre15 JDK 16およびJDK 15のportが最新のタイムゾーンに対応するためにアップデートされました。アップデート作業を開始する前にJava SE Downloadsにアクセスして
「JDK DST Timezone Update Tool - 1. 3.9」 からtzupdater-1_ 3_9-2008g. zipファイルをダウンロードして/usr/ ports/ distfiles/にコピーしてください。ライセンスの関係でこのファイルは手動で取得する必要があります。 - emulators/
qemu QEMUのportにCirrusエミュレーション処理で発生していたヒープオーバーフロー
(CVE-2008-4539) を修正するためにアップデートされました。対策用のパッチが取り込まれています。 - multimedia/
vlc-devel マルチメディアプレーヤの開発版portが0.
9.5へアップグレードされました。
links
- DC*BSDCon 2009
2009年2月4日および5日にワシントンで*BSDカンファレンスDC*BSDCon 2009が開催されると発表がありました。論文の募集が始まっています。