heads-up
- *BSD Usage Statistics
statistics - *BSD Usage StatisticsにおいてFreeBSDなど各種*BSDの統計情報が公開されています。OSのバージョン、
ハードウェアの統計からインストールされるアプリケーションの統計などのデータがまとめられています。新しいハードウェアを購入する場合やアプリケーションをインストールする際の参考にもなります。報告される情報によっては開発者が対応対象とするかどうかなどのヒントにもなるため、 とくに問題がなければデータ提供を実施することを検討してみてください。 FreeBSDではまずbnsdstats
(sysutils/ bsdstats) をインストールして次の設定を含んだ/etc/ periodic. confファイルを作成します。 デスクトップとして運用しているなど、
必ずしも月一の報告時間にマシンを起動しているかわからないという場合は、 前述したように/etc/ periodic. confファイルを作成したあとで次のように手動で報告を実施するか、 /etc/
rc. confファイルに次の設定を追加してシステム起動時に自動的に報告を実施するように設定しておくといいでしょう。 *BSD Usage Statisticsを見るとPC-BSDの報告割合が7割ほどあってFreeBSDの割合を越えていますが、
これはPC-BSDがデフォルトで統計報告機能を搭載しているためです。母体数がそれほどあるようではないので全体像は掴みにくいところがありますが、 それでも種々のデータが掲載されていて役に立ちます。 - FreeBSD 6.
4-RC2 stable - FreeBSD 6.
2リリースへむけた最後の準備リリースとなるFreeBSD 6. 4-RC2が公開されました。alpha、 amd64、 i386、 pc98、 sparc64、 pc98の各アーキテクチャ向けのISOイメージが提供されています。準備リリースはこれが最後となり、 次にリリースされるときはFreeBSD 64-RELEASEになる見通しです。
src
- vmstat(8)
current - 仮想メモリの統計情報を出力するvmstat(8)コマンドの出力が改善され、
従来は20行出力するごとにヘッダを付加していた部分が、 ターミナルの高さに合わせて出力するようになりました。 - /etc/
devd. conf current - /etc/
devd. confの設定にAsus A8Srノートブックの動作をサポートする設定が追加されました。
ports
- www/
firefox3 Firefox3のportがPowerPCでも動作するように変更されました。ビルド時のオプションを工夫することでPowerPCでも動作するように変更されています。まだ不安定になることがあるようですが、
PowerPCでもFirefox3が動作するようになったことは大きな進歩だといえそうです。 - ports-mgmt/
porte Ports Collectionのインデックスフィールドを検索するためのプログラムporteのportが新しくPorts Collectionに追加されました。
links
- OpenBSD Interview
Source Wars - Return of the Puffy: What's New in OpenBSD 4.
4 において複数のOpenBSDデベロッパーに対して実施したインタビューが公開されています。OpenBSD 4.4でなにが変わったのか、 なにが新しくなったのかを調べるいい方法といえます。OpenBSD 4. 4に興味がある場合にはチェックしてみてください。