heads-up
- FreeBSD Foundation has selected Edward Tomasz Napierala
current - FreeBSD Foundationは2008年7月、
資金援助必要とする開発案件の募集を行いました。今回の募集ではEdward Tomasz Napierala氏が提案した活線挿抜時におけるパニック防止開発が採用されました。たとえばUSBメモリを差して使っている場合、 アンマウントするよりも前にUSBメモリを物理的に引き抜いてしまうとFreeBSDカーネルはパニックします。Edward Tomasz Napierala氏はカーネルとファイルシステムに適切な参照カウンタはエラーハンドリング処理を追加することで安全に処理できるようにしようとするものです。 Edward Tomasz Napierala氏の開発は2009年2月に完了する予定になっています。この取り組みが成功した場合、
デスクトップ用途でのFreeBSD、 とくにPC-BSDなどで大きな利便性をもたらすことになるとみられます。またサーバ用途においても故障したディスクを安全に取り外す基盤ができるなど利点があると言えます。興味深い取り組みであるだけに今後の開発に注目しておきたいところです。