heads-up
- FreeBSD Flash10 exists privately
AdobeでFlash Playerの技術者を務めているTinic Uro氏が自身のブログにおいて64-bitsのもと興味深い内容を公開しています。特に興味深い部分を次に引用します。
-The 64-bit version of the plugin compiles and runs on FreeBSD 7.
0 which I demoed at Flashforward 2008. There are no plans for release yet as it is still rather unstable and will require substantial work to get it ready for public consumption.- Flashforward 2008でデモが行われたという報告がありましたが、
これで確かにFreeBSD 7. 0で動作する64ビット版のFlash10プラグインが存在していることが明らかになりました。残念ながらまだ同バージョンを公開する計画は存在していないうえに不安定で、 一般で利用できる状態で公開するにはかなり多くの開発を必要とするようです。FreeBSD版がリリースされるかどうかは依然として不透明な状況ですが、 FreeBSDで動作するネイティブ版が存在していることは注目に値します。 FreeBSD版ネイティブのFlash10プラグインの登場を望んでいる場合、
同氏のブログにコメントを送ったりAdobeに継続して要望をだすといった訴求を継続して続けてください。 - NVIDIA 180.
06 2008年11月14日、
NVIDIAドライバ (NVIDIA Accelerated FreeBSD Graphics Driver) の最新版となるNVIDIA 180. 06が公開されました。180. 06では次の機能が追加されています。 - 新しいVDPAU APIを使ったPureVideo類似機能の初期サポート実現
- 新しいワークステーションパフォーマンス最適化機能の追加
- デフォルトでGlyphCache X Render機能を有効化
- デフォルトで共有メモリXピクセル機能
(AllowSHMPixmaps) を無効化 - Geforce 6/
7シリーズGPUを使っている場合にCompizを実行すると発生していた問題を修正 - GeForce 8シリーズおよびそれ以降のGPUを使っている場合のXピックスマッププレースメントを改善
- GeForce 8シリーズおよびそれ以降のGPUを使っている場合の安定性を改善
NVIDIA 180.
06でサポートされるGPUはGeForce 6シリーズおよびそれ以降のGPUです。これよりも以前のGPUを使っている場合、 それぞれが対応している173. 14. xx (x11/ nvidia-driver-173)、 96. 43. xx (x11/ nvidia-driver-96xx)、 71. 86. xx (x11/ nvidia-driver-71xx) を使うようにしてください。 なお今回公開されたNVIDIA 180.
06はベータと位置付けられているためPorts Collectionには取り込まれないと見られます。最新のNVIDIA GPUを使いたい場合にはFreeBSD Display Driver - x86を参考にして手動でのインストールを実施してください。
ports
- security/
lynis UNIX互換環境向けの監査ツールLynisのportが新しくPorts Collectionに追加されました。Lynisはシステムやインストールされているソフトウェアをスキャンしセキュリティ問題の検出を実施します。同ツールは自動的に監査を実施することを手助けし、
ソフトウェアのパッチ管理や脆弱性検出処理を支援します。 - editors/
nano-devel エディタnanoの開発版がeditors/
nano-develとして新しくPorts Collectionへ追加されました。これでeditors/ nanoに安定版、 editors/ nano-develに開発版が用意されたことになります。 - devel/
llvm
lang/llvm-gcc4 コンパイルインフラストラクチャLLVMのportが最新リリース版の2.
4へアップグレードされました。 - japanese/
ptex 日本語版ptexのportが3.
1.10へアップグレードされました。いくつかの問題が改善されています。