heads-up
- VImage merge going on
current - 仮想ネットワークを可能にするVImage技術のマージ作業が進展しています。同機能はFreeBSD 8から導入される目玉機能になる見通しです。FreeBSD 7へバックポートされる予定はありません。複数のデフォルトルータを設定できるようになる機能はFreeBSD 8から使えるようになる見通しです。
src
- df(1)
current - df(1)に新しく-Tオプションが追加されました。-Tを指定した場合、
出力にファイルシステムタイプも表示されるようになります。 - vn_
fullpath(9) current - vn_
fullpath(9)のコードが改善され、 vn_ fullpath(9)を使う場合に呼び出し側でロック処理を指定してやる必要がなくなりました。vn_ fullpath(9)を使う前後でロック処理をおこなっていた場合には削除してください。
ports
- emulators/
wine Windows互換APIレイヤWineのportが1.
1.9へアップグレードされました。回帰テストで発生していた問題が習性されている他、 メモリ管理におけるパフォーマンスの改善、 inetcommにおけるPOP3サポートの改善、 XInput DLLの初期実装追加、 そのほか多くのバグが修正されています。 また、
1. 1.7ごろから発生していた “Invalid address” と表示されアプリケーションが実行できない問題が修正されたとありますが、 少なくとも試した限りでは同問題は残ったままでした。"Invalid address"と表示され実行できない場合、 OSバージョンやハードウェア、 コンパイルオプションなどの情報をメンテナに送って状況把握に助力してみてください。 - devel/
hgview pygtk/
pyqt4を使ったhgkの高速版実装hgviewのportが新しくPorts Collectionへ統合されました。もともとLinuxカーネルMercurialリポジトリを高速に閲覧することを目的にして開発されています。Mercurial (devel/ mercurial) リポジトリの高速ビューアを求めている場合には一度hgviewを試してみてください。 - www/
asql Apacheログファイルに対してSQLクエリの実行を可能にするコンソールシェルプログラムasqlのportが新しくPorts Colletionへ追加されました。スタティックなログファイルアナライザでは得にくい情報を得る場合に便利に活用できるツールです。
- sysutils/
xfburn libburniaライブラリをベースにして開発されたシンプルなCD/
DVDバーンツールXfburnのportが新しくPorts Collectionに追加されました。ウィンドウマネージャにCFce4 (x11-wm/ xfce4) を採用している場合には検討しておきたいアプリケーションです。 - sysutils/
spindown SCSIハードドライブの自動スピニングダウンを操作するためのプログラムspindownのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。ATAではしばしばパワー管理目的でスピンダウンが要求されますが、
そういった目的でSCSIでスピンダウンが要求されることはほとんどありません。spindownはそうした場合に活用できるツールです。 - www/
firefox3-i18n Firefox 3の国際化に対応したport www/
firefox3-i18nが新しく作成されました。国際化対応したFirefox 3を必要とする場合にはwww/ firefox3-i18nからインストール実施してください。 - mail/
thunderbird
mail/linux-thunderbird
mail/thunderbird-i18n 高性能MUA Thunderbird、
Linux ThunderbirdおよびThunderbird国際版のportが2. 0.0. 18へアップグレードされました。 - sysutils/
cpupowerd CPUの周波数と電圧を調整するデーモンcpupowerdのportが新しくPorts Collectionに追加されました。cpupowerdはCPUの負荷状況に対応して周波数と電圧の調整を実施します。
- sysutils/
lsof プロセスによって開かれているファイルの情報を表示するツールコマンドLsof
(LiSt Open Files) のportが4. 82A対応へとアップデートされました。同アップグレードとともにFreeBSD 7. 1-*のオフィシャルサポートが実現されています。 - sysutils/
ddrescue 故障したハードディスクのデータをコピーする目的に特化したレスキューアプリケーションddrescueのportが1.
9へアップグレードされました。FreeBSDの場合、 ベースシステムにすでにrecoverdisk(1) (/sbin/ recoverdisk)が用意されているため、 ddrescue (sysutils/ ddrescue)やdd_ rescue(sysutils/ dd_ rescue)を使わなくとも、 FreeBSD LiveCDからPCを起動してrecoverdisk(1)を使ってディスクのコピーが簡単に実施できます。 - www/
yuicompressor YUIComperssorのportが2.
4.2へアップグレードされました。YUICompressorはJavaScriptおよびCSSの圧縮を実施するためのツールです。Webページ表示を高速化したい場合に便利に活用できます。 - www/
zend-framework PHPアプリケーション開発スタックZend Frameworkのportが最新リリース版となる1.
7.0へアップグレードされました。 - databases/
firebird20-* データベースFirefirdのportディレクトリ名がdatabases/
firebird2-*からdatabases/ firebird20-*へと変更されました。