heads-up
- Major CAM performance regression
current / stable - HEADS UP: Major CAM performance regressionにおいてScott Long氏がFreeBSD 7.
1においてCAMサブシステムのパフォーマンスリグレッションが存在していることを報告しています。添付されているパッチを適用することで問題を回避することができます。この問題は特に次のような仮想化プラットフォームやハードウェアを使っている場合に顕著な問題として現れます。 - VMWare ESX
- VMWare Fusion
(とくにbtまたはlsilogicコントローラオプションを使っている場合) - HP CISS RAID
- SATAドライバとMPT-SASを組み合わせるケース
純粋なSCSIやSASサブシステムは影響を受けません。ATAドライバを使うハードウェアも影響を受けません。root権限で
「camcontrol tags da0」 といったコマンドを実行して (da0は自分の環境の適切な名称に置き換えてください)、 「(pass0:mpt0:0:8:0): device openings: 1」 のような表示なるようでは影響を受けます。'1'ではなく'255'のように表示される場合には影響を受けません。 VMwareにFreeBSD 7.
1をインストールして使っている場合、 この問題に該当していないかチェックしてください。該当しているようであれば性能が発揮できていないことになります。またFreeBSD 7. 0で動作していたものが7. 1にアップグレードしたら遅くなったと感じるようでも、 同様の問題に該当している可能性があります。不具合情報として正式に公開されるのではないかと見られますが、 心当たりがある場合にはHEADS UP: Major CAM performance regressionを参考にして対処してみてください。 - BSDCertification BSDA at AsiaBSDCon2009
evets - AsiaBSDCon 2009の3日目にあたる2009年3月14日
(16:45~18:45)、 日本での開催は初となるBSDCertificationによる*BSD検定試験 「BSD Associate Examination (BSD Associate 検定試験)」が開催されます。BSDAは*BSDシステム管理入門レベルの検定試験です。試験は英語で実施されますが、 自身の*BSD管理スキルがどの程度なのか調べるための良い機会となります。 BSDA定試験を受験するにはAsiaBSDCon 2009への参加登録とは別に受験登録が必要です。参加する場合には事前に登録してください
(当日に参加もできるようになる予定ではいます)。BSDCertification. org から登録するか、またはBSDCertification. orgの登録フォームがまだ開いておらずAsiaBSDCon2009のサイトからも登録するフォームやリンクがまだ公開されていない場合、 secretary at asiabsdcon. orgへ直接連絡してみてください。
links
- Optimizing for Atom
Optimizing for AtomにおいてIvan Voras氏がAtom CPU向けにgccオプションを指定してどの程度高速化ができるかまとめています。-mtune=nativeや-mtune=genericで多くの処理が実施されること、
-msse -msse2 -msse3 -mfpmath=sseなどが効果的に影響することとされています。最も遅い場合と最も速い場合で21%の違いが確認できたようです。