FreeBSD Daily Topics

2009年4月10日≪注目≫gihyo.jp FreeBSD勉強会 第0回申し込み開始、≪注目≫Flash10登場、≪注目≫NFSv4サーバ機能のマージ開始

heads-up

gihyo.jp FreeBSD勉強会 第0回

event - gihyo.jp FreeBSD勉強会のサイトが公開されました。第0回目の参加登録を開始しています。申し込み期限は4月13日(月)です。

第0回 gihyo.jp FreeBSD勉強会設立のご案内
日程4月15日(水)
時間19:00~20:00
申込期限4月13日(月)
開催場所技術評論社本社ビル 3F
東京都新宿区東京都新宿区市谷左内町21-13
定員20人程度
参加費無料
主催株式会社技術評論社

第0回では、FreeBSD勉強会を開催するに至った経緯や、FreeBSD勉強会の方向性の説明、今後の取り組みなどについて説明を行います。講義形式の勉強会は5月に実施を予定している第1回目から実施していく予定です。

src

NFSv4

current - これまでNFSv4の開発を行ってきたRick Macklem氏がコミッタとしてFreeBSD開発に参加するようになりました。現在、同氏がこれまでに開発してきたNFSv4関連コードをFreeBSDにマージするべく作業が進められています。うまく作業が進めば、8系かまたは9系でFreeBSDにNFSv4サーバとして動作するための機能が追加されることになりそうです。

ports

Flash10

Ports Collectionに新しくFlash10のport(www/linux-f8-flashplugin10)が追加されました。Flash10を利用するには8-currentまたは7-stableにおいてlinux_base-f8インフラストラクチャを用意する必要があります。FDT ≪Tips≫linux_base-f8をインストールして使う方法(日本語設定版)4月1日以降対応を参考にしてインフラを構築したら次のportをインストールします。

  • www/linux-f8-flashplugin10
  • www/nspluginwrapper

両portsをインストールしたら次のようにnspluginwrapper(1)コマンドを実行して、Linux Flash10プラグインをFreeBSD Firefoxから使えるようにします。

nspluginwrapper(1)でinux Flash10プラグインをFreeBSD Firefoxから使えるように設定
% nspluginwrapper -i /usr/local/lib/npapi/linux-flashplugin/libflashplayer.so

動作例は次のとおりです。

図1 アドレスバーにabout:pluginsと入力してプラグインを確認
図1 アドレスバーにabout:pluginsと入力してプラグインを確認
図2 Flash10で動作しているYouTube
図2 Flash10で動作しているYouTube
図3 Flash10で動作しているニコニコ動画
図3 Flash10で動作しているニコニコ動画

Flashコンテンツで特定の条件になるとロックが発生してFirefoxが動作しなくなることがあります。たとえば特定の動画配信サービスにおいて再生ポイントを飛ばしたり動画データのロード中にタブを閉じるといった操作をするとロックが発生するようです。これら操作を避けることで、それなりに安定した動作が可能です。

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