FreeBSD Daily Topics

2009年4月16日Ports Collectionフリーズ開始、FreeBSD 7.2-RC1、マルチコア対応のgzip--pigz、FreeBSD勉強会第0回開催報告

heads-up

Ports Collection freeze

ports - FreeBSD 7.1-RELEASEのリリースに向けPorts Collectionがフリーズのフェーズにはいっています。フリーズ期間は2週間(2009年4月13日~4月27日)程度が予定されており、そのご半解凍状態に変更される見通しです。フリーズ期間の間のコミットにはportmgrの認証が必要となり、基本的にセキュリティ対策か重要な変更だけが受付られます。

7.2-RC1

リリーススケジュールから2日遅れとなりましたが、FreeBSD 7.2-RC1のビルドが実施されています。この遅延を以降のスケジュールに反映させることはなく、予定どおりに作業を進めると報告されています。順調にいけば4月20日にはRC2のビルドが開始され、5月4日にFreeBSD 7.2-RELEASEがアナウンスされる見通しです。

links

Multi-threaded gzip

Babak Farrokhi氏がMulti-threaded gzipにおいてマルチコアに対応したgzip互換アプリケーションpigz(archivers/pigz)を紹介しています。gzipといった圧縮/展開プログラムはマルチコアに対応していないため、マルチコアのマシンで動作させても、他のコアが活用できずコアの数に応じた性能は期待できません。pigzは並列処理を加味して実装されたアプリケーションで、マルチコアにおける処理で高速化が期待できます。

event

FreeBSD勉強会

2009年4月15日、技術評論社本社においてテストパイロット第0回gihyo.jp FreeBSD勉強会を開催しました。開催の様子が第0回gihyo.jp FreeBSD勉強会開催―目指すのは「日本のFreeBSDユーザが集まる⁠場⁠⁠」にまとまっています。議論のようすがわかりやすくまとまっています。勉強会に興味がある方は一度ごらんください。

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