heads-up
- FreeBSD 7.
2-RC2 stable - 当初のスケジュールから見ると若干遅れているものの、
このままスケジュールどおりに作業が進められる見通しです。bce(4)ドライバがlagg(4)では動作しないという点を除いて、 メジャーな問題のすべては解決しているのではないかとリリースエンジニアリングチームのKen Smith氏は説明しています。
src
- GEOM Mirror(4)
current - current mlにおいてMaxim Sobolev氏がGEOM Mirror(4)の実装を改善し、
読み込み、 とくにgeom_ mirror(4)を使っている場合のシーケンシャルリードの性能を改善するパッチを作成したと報告しています。 Maxim Sobolev氏は最近のHDDが持っている重要なプロパティをgeom_
mirror(4)では使っていないところに着目し、 読み込みバランシングアルゴリズムの部分を改善したとしています。性能の改善が見られていることから、 とくに反対理由がなければしばらく試験したのちにHEADに取り込まれるのではないかと見られます。なお他にも似たような試みがあるため、 それらと統合されたのちにコミットとなるかもしれません。 - sysctl issue
current - 最近HEADブランチに実施された変更の影響で、
sysctl(8)コマンドを実行することでシステム停止や再起動が発生するケースが出ていました。最新のHEADブランチでは習性されています。sysctl(8)コマンドを実行してシステムが停止するようであれば、 より新しいHEADブランチへ更新してみてください。
ports
- Firefox 3.
5 Beta 4 Firefox 3開発版のport
(www/ firefox3-devel) が更新され、 Firefox 3. 5 Beta 4対応にアップデートされました。Firefox 3. 5 Beta 4ではJavaScript高速化技術であるTraceMonkeyがデフォルトで有効になっています。従来よりもJavaScriptを使ったWebサイトやWebアプリケーションが軽快に動作します。 また、
これ以外にもvideo/ audioのネイティブサポート開始、 ネイティブJSON実装、 プライベートモード (Tools→Start Private Browsing) の追加、 新しい履歴クリア機能(Tools→Clear Recent History...)などの特徴があります。
links
- YouTube BSD channel
YouTube BSDConferencesに新しく次2つのビデオが追加されました。
- vfs.
read_ max and disk read performance The FreeBSD Forumにvfs.
read_ というタイトルでsysct vfs.max and disk read performance read_ max sysctl値を変更した場合のシーケンシャルリード性能の違いが簡単なdd(1)ベンチマークで示されています。 デフォルトのvfs.
read_ max=8に比べ、 vfs. read_ max=32の場合に読み込み性能が2倍になっています。記載されている内容によると、 ハードウェアやミラーリングなどに基づいたLOTに対して適切な値は変わるようだという説明があります。