heads-up
- EuroBSDCon 2009
conference - 2009年9月18日から20日にかけて、
英国ケンブリッジ大学においてEuroBSDCon 2009が開催されます。1日目はチュートリアル、 2日目と3日目にカンファレンスが実施されます。EuroBSDCon 2009の見どころは次のとおり。 - ISCにおけるFreeBSDエンタープライズユースケース
- mmap(2)をバックエンドにしたOpenBSDの新しいmalloc(3)に関する設計と実装解説
- 石油ガス関連企業におけるFreeBSD活用事例紹介
- NetBSD LVM
(Logical Volume Manager) 紹介 - OpenBSDネットワークスタックパフォーマンスチューニング
- FreeBSD 802.
11ワイヤレスメッシュネットワークの設計と実装 - FreeBSD 8.
0新機能紹介 (スーパーページ、 新しいselect/ poll実装、 ロック処理など)
FreeBSD Developer summitは16日と17日に開催されます。EuroBSDCon 2009の参加申し込みはEuroBSDCon 2009のサイトから実施できます。FreeBSD Developer summitは開発者による会議であるため、
発表したり議論したいことがある場合、 FreeBSDコミッタに連絡をとってインバイトしてもらってください。
docs
- Summer09 BSDA DVD
BSDA DVDの最新版が発表されました。BSDA Courseware DVD Summer 2009 Editionは、
BSD検定試験の勉強向け教材で、 効率よく*BSD関連の知識を手に入れることを目指しています。同梱されているOSがそれぞれFreeBSD 7. 2、 NetBSD 4. 0.1、 OpenBSD 4. 5、 Dragonfly BSD 2. 2.1へアップグレードされたほか、 QEMUが同梱されるようになったため効率的に勉強できると説明されています。 BSD検定試験はBSDカンファレンスやUNIX/
Linux系イベントに併設されて実施されることが多く、 日本ではAsiaBSDConではじめて検定試験が実施されました。AsiaBSDCon 2010で実施できるかどうかはまだわかりませんが、 BSD検定試験を受験したい場合には入手を検討しておきたい教材です。BSD Certificationへ40米ドルと輸送費分を寄付するという形で入手できます。 - FreeBSD Handbook
FreeBSDハンドブックの22章第3節
「FreeBSD as a Host OS」 では、 仮想化環境におけるホストOSとしてのFreeBSDについて解説していますが、 現在の文書にはホストOSとしては正式にサポートされていないという記述があります。Ports CollectionにVirtualBoxが追加されたことから、 この文章をこんな感じに変更してはどうかという提案がemulation mlでManolis Kiagias氏から実施されました。