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Fedora Core 10相当の互換プラットフォームlinux_base-f10をインストールして使う方法を説明します。FreeBSD 8.0-BETA2以降のOSを使います。linux_base-f9、linux_base-f8、linux_base-f7、linux_base-fc6、linux_base-fc4など、他のバージョンのLinux互換プラットフォームがインストールされている場合、すべてアンインストールしてください。Linuxアプリケーションも一旦すべてアンインストールします。
- 〔OVERRIDE_LINUX_BASE_PORT / OVERRIDE_LINUX_NONBASE_PORTS〕
Ports Collectionでlinux_base-f10を使うことを示すためにOVERRIDE_LINUX_BASE_PORT=f10およびOVERRIDE_LINUX_NONBASE_PORTS=f10を指定する必要があります。/etc/make.confに次のような設定を追加します。
- 〔linux_base-f10 install〕
/usr/ports/emulators/linux_base-f10/からlinux_base-f10をインストールします。
/etc/rc.confにLinuxバイナリ互換機能を有効にするための次の設定を追加します。
- 〔linprocfs〕
次のようにLinuxプロセスファイルシステムをマウントするための設定を/etc/fstabに追加します。
システムを再起動するか「mount linprocfs; /etc/rc.d/abi start」のようにLinuxプロセスファイルシステムをマウントし、さらにLinuxバイナリ互換機能を有効にします。
- 〔JST timezone〕
日本標準時が使われるようにタイムゾーンデータからTokyoのデータを取り出して/usr/compat/linux/etc/localtimeファイルとしてコピーします。たとえばtzdata-2008i-1.fc8.noarch.rpmをダウンロードしてくるとして、次のように操作してTokyoファイルを/usr/compat/linux/etc/localtimeファイルとしてコピーします。
ここまで作業したら、Ports Collectionから利用したいLinuxアプリケーションをインストールします。
次回はFlash10のインストール方法について紹介します。