heads-up
2010Q1 FreeBSD Status Reportが公開されました。報告されている中から、
- CAM-based ATA implementation
CAMをベースにしてATAサブシステムを作り替える取り組みの進捗が報告されています。2009Q4の状況報告からくらべてエラーとタイムアウトハンドリングの改善、
ホストとポートマルチプライアポートに対するホットプラグが動作するようになったと説明があります。 CAMベースのATAはカーネルオプションoptions ATA_
CAMを有効にし、 他の関連オプションを有効または無効にすることで利用できるようになります。ATA_ CAMを使うと場合によってはネイティブコマンドキューが有効になり、 ディスクIOの性能が若干向上します。サポートするドライバが増えたことで、 これまでよりも多くのシステムでATA_ CAMの恩恵に預かることができるようになります。 - NAND Flash framework for embedded FreeBSD
NAND Flashデバイスをサポートした組み込み向けFreeBSDを実現するための取り組み
「FreeBSD NAND Flash Framework」 が報告されています。同プロジェクトはNANDデバイスを操作するためのカーネルインターフェースとユーザスペースコンポーネントの一連のまとまりを提供すると説明されています。