project
- FreeBSD Summer of Code 2010
SummerOfCode2010Projects - FreeBSD Wikiにおいて2010年のGoogle Summer of Codeに参加するFreeBSDプロジェクトの活動が掲載されました。今のところ18の学生の提案が許可されたと記載されています。掲載されているプロジェクトは次のとおりです。
- 高速ネットワークにおけるハイパフォーマンスパケットキャプチャの実現
「Ringmapキャプチャスタック」 (プロジェクトページ) - Ports CollectionのベースコンパイラをGCCからLLVM Clangへ移行させる取り組み
(プロジェクトページ) - BSDライセンスで置き換えられたベースシステムテキスト処理ツールの機能追加とパフォーマンス改善
(プロジェクトページ) - libpkgの開発と新パッケージ管理ツールの実装
(プロジェクトページ) - カーネル監査システムの改善
(プロジェクトページ) - Irix互換のジョブ機能をカーネルレベルおよびユーザランドレベルで実現
(プロジェクトページ) - 802.
11 fuzzerの実装と試験 (プロジェクトページ) - カーネルにおける信頼できるフルパス機能の実現
(プロジェクトページ) - カーネルコンポーネントを登録するための簡単な仕組みの実現
(プロジェクトページ) - カーネルレベルでのファイルシステム変更通知機能の実現
(プロジェクトページ) - バイナリパッケージパッチpkg_
patchの設計と実装 (プロジェクトページ) - 汎用目的DMAエンジンフレームワークの実装
(プロジェクトページ) - pkg_
install/ pkg_ toolsにおけるすべての依存物を含んだコンプリートパッケージのサポート (プロジェクトページ) - Google Summer of CodeにおけるFreeBSDプロジェクトについて
- 監査データをネットワークを通じて配布するShippingデーモンの実装
(プロジェクトページ) - BSNMPの機能拡張
- FreeBSDをYeeloongへ移植する取り組み
(プロジェクトページ) - ext2fsのプリアロケーション機能の実現とext4読み込み機能の実装
(プロジェクトページ)
どのプロジェクトもかなり興味深いといえます。FreeBSD SoCはそのあとのプロジェクト開発に大きな影響を与えているほか、
新しい開発者の取り込みにも貢献しています。現在の取り組みをすすめる内容の取り組みや、 まったく新しい取り組みなどもあり、 プロジェクト完了後のマージへ向けた取り組みが注目されそうです。 - 高速ネットワークにおけるハイパフォーマンスパケットキャプチャの実現