heads-up
- Update on Jail Based Virtualization Project
project - FreeBSD Foundation: Update on Jail Based Virtualization Projectにおいて、
FreeBSD Foundationがサポートしているプロジェクトの1つであるJailベース仮想化機能について状況概要が報告されています。開発自体は今後も継続していくことになりますが、 支援下での開発は7月中旬に完了となります。 FreeBSD Jailはこれまでの十年間に渡ってFreeBSDの特徴的な機能であり、
サーバ運用には欠かせない機能として活躍されてきました。Bjoern A. Zeeb氏が取り組んだJailの仮想化機能強化は、 今後数年間の間はFreeBSDをリーディングエッジに置き続けるほど強力な機能を提供することになります。この強化されたネットワークの仮想化機能を使うことで、 フル仮想化などを実施する必要がなく、 軽量で高速なホスト環境の提供が可能になります。 またこの仮想化への取り組みの結果、
他のサブシステムの仮想化がやりやすくなったという利点もあります。FreeBSD 9系にはこの機能がプロダクション品質として登場することになると見られる他、 さらにそれ以降のバージョンでほかのサブシステムも仮想化が進むことになると見られます。