FreeBSD Daily Topics

2010年7月9日Ports Collection、ビッグコミットを除いて通常状態へ戻る、gihyo.jp FreeBSD勉強会第5回開催

ports

Ports Collection partially thawed

Ports Collectionの状態が緩和され、スイーピングコミットを除いてコミット可能な状態になりました。FreeBSD 8.1-RELEASEが登場してから完全に開放されます。リリース前の期間であるため控えめになっていたPorts Collectionの更新が再度活発になっていくと見られます。

スイーピングコミットはそのパッケージを変更することで尋常ではない数のパッケージにも影響を与えるようなものを指すことばです。基幹ライブラリの変更などが該当します。たとえば次のようなコミットはスイーピングコミットに該当する可能性があるため、コミットを実施する前にportmgrに相談する必要があります。

  • ports/Mk/bsd.*.mkに対するコミット
  • リグレッションテストが要求されるタイプのコミット
  • 共有ライブラリのバージョンアップ
  • 複数のportsのリポジトリコピー

新しいportの追加、他に依存関係を持たないportの更新、単一portのリポジトリコピー、pkg_descrの書き換えなど整理目的で依存関係に影響を与えない変更などは上記のスイーピングコミットには該当しません。

gihyo.jp FreeBSD勉強会

7月16日(金)に、gihyo.jp FreeBSD勉強会第5回が開催されます。今回は、河部展氏に「FreeBSDにおけるZFSのあれこれ─FFS/ZFSのベンチマーク」と題して、FreeBSDのファイルシステム、FFS/ZFSについて解説していただきます。

参加申し込みは7月6日から13日夜12時まで、gihyo.jpの勉強会ページにて受け付けます。

 FreeBSD勉強会 第5回概要
名称gihyo.jp FreeBSD勉強会
第5回 BSDCan 2010レポートおよび開発状況について
日程7月16日(金)
時間19:00~21:00(予定)
開催場所株式会社Speee セミナールーム
東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル4階
定員22人程度
参加費500円(当日徴収いたします)
URLhttp://gihyo.jp/event/01/freebsd/2010/0716
実行委員会佐藤広生(東京工業大学/FreeBSD Foundation)
後藤大地(オングス代表取締役/FreeBSD committer)
馮富久(技術評論社 クロスメディア事業部)
松永一郎(Speee/開発部)
協力企業株式会社技術評論社
株式会社Speee
有限会社オングス

お申し込み多数の場合、抽選となります。

おすすめ記事

記事・ニュース一覧