project
- DAHDI FreeBSD Driver Project
FreeBSD Foundationは開発支援しているプロジェクトDAHDI FreeBSD Driver Projectがほぼ完成に近づいたことを発表しました。このプロジェクトはMax Khon氏が取り組んでいるもので、
FreeBSDをソフトウェアPBXソリューションの基盤システムとして活用できるようにすることにあり、 DigiumにおけるDAHDI開発者たちと連携しながら開発が進められています。2010年9月いっぱいまでに完成が予定されている開発内容は次のとおりです。 - DAHDIフレームワークの移植
- E1/
T1デバイスドライバの移植 - FXO/
FXSアナログデバイスドライバの移植 - ISDNディジタルカードドライバの移植
- TDMoEサポートの実現
- ソフトウェアエコーキャンセラの実装
- ハードウェアエコーキャンセラのサポート(Octasic、
VPMADT032) - ハードウェアトランスコーディングのサポート(TC400B)
DAHDI (Digium/
Asterisk Hardware Device Interface)はオープンソースのデバイスドライバフレームワークと、 E1/ T1、 FXO/ FXSアナログ、 ISDNディジタルカードなどのハードウェアに対するドライバセットです。 OSSのPBXソリューションとしてはAsteriskが代表的な存在です。DAHDI/
FreeBSDプロジェクトの完成は、 こうしたソリューションがPBXのパワーを活用しやすくなるほか、 FreeBSDをベースプラットフォームとして採用しやすくなることを意味しています。