2010Q2 FreeBSD Status Reportが公開されました。報告されている中から興味深い話題を簡単に紹介します。
- Ports Collection
Ports Collectionの現状が報告されています。現在Ports Collectionに登録されているソフトウェアの総数は22,000に迫りつつあり、
PRカウントは1,200エントリあたりを推移しているとのことです。 FreeBSD FoundationからPortsビルドクラスタpointypatに対してビルド性能と容量の双方の面で優れた新しい2つのノードが追加されたとのことで、
従来よりも短いサイクルでより大量のビルドが可能になったことが報告されています。ビルドクラスタの性能がアップしたことで、 2つの作業に専念することが可能になったと説明があります。1つはプロダクション向けのパッケージビルドと定期的なビルドの提供、 もう1つはリグレッション試験を実施するためのビルドです。 PortsマネージメントチームではPortsに対してQAチェックを実施していますが、
これをベースシステムも絡めて実施する取り組みも進めています。ベースシステムの更新がPorts Collectionに対してどういった影響を与えるか検出するというものです。こうした取り組みの成果も報告されています。