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- First Look at 9.
0 Installer Official PC-BSD Blogの
「First Look at 9. 0 Installer 」において、 次期メジャーアップグレードバージョンとなるPC-BSD 9. 0に導入されることになる複数のデスクトップ対応機能が紹介されています。FreeBSD 9. 0がベースになるPC-BSD 9. 0では、 今までのようにKDEベースのみならず、 XDG互換のほかのデスクトップ環境もサポートすることになるようです。インストール時に選択できるようになる見通しです。 XDG互換のプラットフォームにはKDE、
GNOME、 XFce4などがあります。現在Unix系プラットフォームでもっとも広く普及しているデスクトップ環境です。 「First Look at 9. 0 Installer 」の記事では、 完全に統合できなくなるものの、 XDG互換ではないウィンドウマネージャも統合されることになるだろうと説明されています。 PC-BSDはこれまでKDE/
Qtをベースにしてシステムを構築していました。KDE以外のデスクトッププラットフォーム、 特にGNOMEやXfce4への対応を望む声は大きく、 PC-BSD 9. 0でその要望にこたえることになります。 デスクトッププラットフォームとしてはKDEとGnomeが代表的な存在です。今もっとも人気があるUbuntuがデフォルトでGNOMEを採用していることもあり、
多くのユーザや開発者はGNOMEに慣れている傾向があります。しかしGNOMEやKDEはパワーを必要とし、 また、 フルコンポーネントでインストールされるとビルドやアップグレードの手間が大変です。そこで、 軽量で構成コンポーネントは少ないものの、 必要な機能は提供してくれる環境としてXfce4にも人気があります。非力なPCで利用する場合にはなおのこと実現的な選択肢となります。