2010Q3 FreeBSD Status Reportが公開されました。報告されている中から興味深い話題を紹介します。
- Clang Replacing GCC in the Base System
current - FreeBSD 9-CURRENTへLLVM Clangの最新リリース版となるバージョン2.
8がマージされたことが報告されています。システムおよびカーネルを構築するために必要になる変更はすべてマージされており、 amd64およびi386のビルドが可能であると紹介されています。なお、 バージョン2. 8にはアセンブラの機能も統合されていますが、 まだこの機能は一般利用できる状況にはなっていないということです。 Ports Collectionに登録されているアプリケーションをLLVM Clangでビルドするための取り組みも紹介されています。LLVM Clangへの入れ替えに取り組んでいるメンバーは最新の機能を取り込んでいくため、
だいたい2ヵ月おきにLLVM Clang最新版のマージを実施していきたい旨を伝えています。