2010Q3 FreeBSD Status Reportが公開されました。報告されている中から興味深い話題を紹介します。
- ExtFS Status Report
ExtFS関連の開発を進めているZheng Liu氏が開発の進捗状態を報告しています。報告されている内容は次のとおりです。
- ext2fsにおけるプリアロケーションアルゴリズムの実装。プリアロケーションアルゴリズムを実装することでリザーブウィンドウメカニズムを実現したいという目的がある。メカニズム自体はすでに実装してあり、
パッチを公開している。 - デフォルト設定でext4フォーマットされたファイルシステムをリードオンリーモードで利用できるようにするext4fsの開発。今のところデフォルト機能のみが使われたext4ファイルシステムはリードオンリーで利用できることが確認されており、
同じくパッチも公開されている。ext4fsカーネルモジュールは現在開発段階にある。
現在の作業項目としてはプリアロケーションアルゴリズム実装をより多く試験することが紹介されています。
- ext2fsにおけるプリアロケーションアルゴリズムの実装。プリアロケーションアルゴリズムを実装することでリザーブウィンドウメカニズムを実現したいという目的がある。メカニズム自体はすでに実装してあり、