2010Q3 FreeBSD Status Reportが公開されました。報告されている中から興味深い話題を紹介します。
- HAST (Highly Available Storage) Improvements
高信頼レプリケーションシステムHASTの開発者であるPawel Jakub Dawidek氏が、
HASTに実施された各種改善を報告しています。報告されている機能改善点は次のとおりです。 - 指定したイベント時にコマンドを実行する機能の実装。サポートするイベントはconnect、
disconnect、 synchronization start、 synchronization completed、 synchronization interrupted、 split-brain condition、 role changeなど - SIGHUPシグナルを受け取ったら設定を再読込する機能を実装
- 内部キープアライブメカニズムの実装
- 多くのバグ修正
ZFS、
HAST、 GEOMはFreeBSDをエンタープライズクラスのストレージサーバとして活用する場合に要となる機能の1つです。Pawel Jakub Dawidek氏はこうした分野に関する開発に積極的に取り組んでいます。 - 指定したイベント時にコマンドを実行する機能の実装。サポートするイベントはconnect、