2010Q3 FreeBSD Status Reportが公開されました。報告されている中から興味深い話題を紹介します。
- Ports Collection
Ports Collectionに登録されているアプリケーションやライブラリの総数が22,000を超えたことが報告されました。2010Q2から2010Q3までの間に2つのコミットビットを回収したほか、
新しく5名のports committerが登録されたことも報告されています。また、 New York City Interneに新しく11のサーバが追加され、 パッケージビルドクラスタとして活用されることも報告されています。 Portsマネージメントチームではベースシステムの更新がPorts Collectionのビルドや動作に与える影響や、
メジャーportをアップグレードした場合にほかのportsにどういった影響を与えるかといったチェックを実施するための取り組みを進めています。いくつもの作業が進められていますが、 これまでに次の作業が完了していると報告されています。 - libfetchの動作試験
- BSD iconvおよびBSD grepの動作試験
- www/
neon28からwww/ neon29への切り替え - www/
libxulのアップデート - devel/
bisonおよびdevel/ m4のアップデート - graphics/
tiffのアップデート - devel/
poptのアップデート - USE_
GCC=4. 5をデフォルトへ設定 - Mk/
bsd. license. mkの変更 - CURRENTのClangを使ったビルド試験