今月の17日から20日にわたって東京理科大学森戸記念館においてAsiaBSDCon 2011が開催されます。17日と18日は有償のチュートリアル、
- FreeBSD システム管理の基礎
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FreeBSDシステム管理の基礎に関するチュートリアルが佐藤広生氏より実施されます。FreeBSDが重宝されている分野の1つがサーバシステムなどです。そうしたシステムを管理する場合に必要になる基礎知識が説明されます。FreeBSDの管理を任された新任管理者にお勧めのチュートリアルです。また、
中上級の管理者に対しても知識の整理や最近の仕組みなどを知る上で有益といえます。次にAsiaBSDCon 2011のサイトに掲載されている概要文章を引用します。 FreeBSDおよびPorts Collectionを使ったワークステーション
(作業用デスクトップPCを) の構築には、 自分が必要とする機能を柔軟に構築できるという利点があります。システムのアップグレードやアプリケーションのアップグレードを併用すると、 常に最新のFreeBSD HEADとアプリケーションを使い続けるということができます。とくに最新の機能を必要とする場合、 この方法は便利で強力なものとなります。 「本チュートリアルでは、 FreeBSDシステム管理の基礎的な知識および、 ネットワークサーバとしての管理方法について解説します。内容は、 OSのインストールと更新、 サードパーティ製ソフトウェアの管理、 ネットワークサービスの設定(ウェブ、 電子メール、 NTP, DNS, DHCP, NIS, NFS等)、 マシンのリモート管理、 ストレージデバイスの管理、 その他にシステム管理者が継続的に監視・ 操作しなければならないことなどが中心です。i386 および amd64 アーキテクチャの FreeBSD 8. 2-RELEASE を題材としますが、 その他のアーキテクチャの話題もとりあげます。参加者は、 システム管理の一般的な知識および、 FreeBSD に特有の管理手法について学ぶことができます。」 担当者によってもかわることになると思いますが、
チュートリアルは有償のクラスという特徴もあって、 基本的にチュートリアルで使用された資料などがあとから公開されることはありません。こうしたクラスが日本で開催されるのはこのAsiaBSDConがいい機会ですので、 興味がある方は参加をご検討ください。
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