2010Q4 FreeBSD Status Reportが公開されました。報告されている中から興味深い話題を紹介します。
- gpart Improvements
current - gpartに新しく追加された機能が紹介されています。gpart
(GEOMクラスPART) はFreeBSD 8. 0からデフォルトで使われるようになったディスクパーティショニングクラスです。FreeBSD 8. 1-RELEASEに取り込まれている実装と比較して次の新機能が追加されたと説明されています。 - gpart resize - EBRを除くすべてのパーティショニングスキーマ向けのリサイズ機能
- gpart recover - メタデータから壊れたメタデータを復帰させる機能
- gpart backup - バックアップ機能
- gpart restore - リストア機能
2TB未満のディスクの場合、
従来のMBR/ FDISKベースのツールが使えますが、 2TBを超えるディスクを扱う場合にはgpartを使う必要があります。今後のディスクパーティショニングは基本的にgpartを使うということになります。