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2011年5月12日FreeNAS 8.0登場、FreeBSD 8.2およびZFSベースの新しいNASソリューション最新版

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FreeNAS 8.0 Release

FreeNASの最新版となるFreeNAS 8.0が公開されました。FreeNASはFreeBSD 8系をベースに構築されたNASソリューションです。USBメモリやコンパクトフラッシュなどにインストールし、Webから手軽にNASを構築できるソリューションとして人気があります。FreeNAS 8.0における主な特徴は次のとおりです。

  • NFS、CIFS、AFP、FTP、TFTP、iSCSIエクスポートおよびターゲットのサポート
  • ZFSおよびUFS2をサポート。第1ファイルシステムとしてはZFSが利用される。今後はUFSではなくZFSを使うことが推奨される
  • Active DirectoryまたはLDAPのユーザ認証に対応
  • FreeBSD 8.2をベースにさまざまなコンポーネントを作り替え

FreeNAS 8.0はFreeNAS 0.7.x系から比べるとベースシステムおよび管理GUIに対して根本的な作り替えが実施されたバージョンとされており、これまで問題とされてきたさまざまな点が改善されています。対象もエンタープライズ向けに調整されており、企業ユースを想定したものに仕上がっています。

FreeNAS 8.0はFreeBSD 8.2をベースとしていますが、バージョン番号は「8.0」とされています。これは今後機能を追加してのリリースが予定されているため、その糊代としての意味で付けられたものです。⁠8.1」⁠8.2」とリリースが実施され、FreeNASのリリースがFreeNAS 8.2のようにベースとしているFreeBSDのバージョンに追いついてからは、8.2.1、8.2.2のようにさらに番号を追加してのリリースが実施されることになります。

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