FreeBSD Daily Topics

2011年7月18日FreeNAS 8.0.1へ向けた最後のベータ版登場 - Mac OS X Lionへ対応

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FreeNAS 8.0.1-BETA4 released

FreeNAS 8.0.1へ向けた最後のベータ版となるFreeNAS 8.0.1-BETA4が公開されました。BETA3で混入した重大なバグが修正されている他、Mac OS X Lionへの対応の追加、最小インストールデバイスサイズを2GBへ引き上げ、といった変更が実施されています。その他BETA3からの主な変更点は次の通りです。

  • UFSおよびZFSの双方においてALCおよびUNIXファイルシステムパーミッションが正しく動作するように改善
  • リンクアグリゲーションの修正。BETA3でリンクアグリゲーションが正しく動作しなくなった問題を解決してある。もし仮にBETA4にアップグレードすることでリンクアグリゲーションが動作しなくなったなら、一旦削除してから再び作る作業を実施すれば良い
  • ZFSスナップショットをCIFS共有にエキスポートできるようになった。WindowsからZFSスナップショットを扱いやすくなる
  • レプリケーションにおける動作速度の向上と堅牢性の向上
  • tmuxをベースシステムに追加
  • dmidecodeをベースシステムに追加

FreeNASはFreeBSDをベースに開発されたNASソリューションです。FreeNAS 8系は7系と別物といえるほど中身が変更されており、最新のFreeBSDへの追従を容易にしつつ、最新の機能の取り込みに成功しています。FreeNAS 8系のベースは8.2になっており、今後徐々にバージョンと上げながらFreeNAS 8.2.xとしてベースのFreeBSDのバージョンと同じ番号になる予定です。

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