ports
- How to use the pkgng
pkgngの実装はPorts Collectionに追加されています。まず、
/etc/ make. confに次の設定を追加します。 Ports Collectionを最新の状態に更新したら、
次のようにpkg(1)をインストールします。 pkgngではほとんどの操作をpkg(1)コマンドで実施します。pkg(1)コマンドを引数を指定して処理する内容を変えます。このあたりのアプローチはほかのモダンなパッケージ管理システムと良く似ています。代表的な操作方法は次のとおりです。
- pkg audit - インストールされているアプリケーションの脆弱性チェック
- pkg autoremove - 依存関係でインストールされたもののそれ以外では必要とされていないパッケージの削除をインタラクティブに実施
- pkg check - インストール済みパッケージデータベースのチェックと、
状況に応じて不整合部分の修正を実施 - pkg clean - バイナリインストール時に発生するパッケージキャッシュの消去
- pkg delete - パッケージのアンインストール
- pkg info - インストールされているパッケージに関する情報を表示(ユーザ向け出力)
- pkg query - インストールされているパッケージに関する情報を表示(スクリプト向け出力」
) - pkg install - リモートリポジトリからパッケージをインストール
- pkg register - パッケージをデータベースへ記録、
または同期を実施 - pkg search - リモートデータベースをパッケージ検索
- pkg update - リモートリポジトリデータベースをアップデート
- pkg updating - インストールされているアプリにおいて/usr/
ports/ UPDATINGにアップデートの注意事項が記載されているもののリストアップ - pkg upgrade - インストールされているパッケージのバイナリアップデート
- pkg version - どのパッケージをアップデートすべきかの情報を表示
- pkg which - どのパッケージがファイルを所有しているのかをチェック
- pkg2ng - pkg_
installによってインストールされたデータベースをpkgngデータベースへ変換するコマンド
既存の環境でpkgngを使い始めて良いのですが、
最初は仮想環境に実験用のFreeBSD環境をセットアップし、 そちらで実験してみた方が良いでしょう。