FreeBSDはMCA(Machine Check Architecture)に対応しています(/usr/src/sys/x86/x86/mca.cあたりを参照)。MCAに対応する以前はMCAから障害報告があっても何も対処していませんでしたが、MCAに対応した後は障害情報がログに記録されるようになりました。
MCAに対応しているかどうかはsysctl値を見るなどしてチェックできます。
MCAによる障害報告は、たとえば次のようなものがあります。ここでは障害報告がきた後、パニックが発生しています。
この例では、とくに「CPU 0 UNCOR」に注目してください。UNCORはUNCORRECTABLE(修復不可能)であることを意味しています。修復可能である場合には自動的に修復が実施されますので良いのですが、この状態(UNCOR)が報告されるようですと、ハードウェア的にプロセッサが故障している可能性があります。ログにMAC UNCORが報告されるようになった場合、プロセッサの交換を検討したほうが良い可能性がありますので注意してください。